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散文詩

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2019年10月の記事一覧

『能動ロック』

不快な音で起床 此方に向かって飛翔 ネガティブなもの飛ばして ポジティブで笑い飛ばして 動…

HIRONORI
4年前
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『だだ』

嗚呼 夜明けの手触り 嗚呼 永遠を嗅いだ やるのだ その真っ只中で 不要なものが多過ぎて 強張…

HIRONORI
4年前
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『カクカクタルイマ』

国道5号線 海岸通り 何も考えてない 直感通り 窓全開で 潮風浴びる ブルーの海か 芝生の公園か…

HIRONORI
4年前
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『ロッキンヒーラー』

イイ歳こいて 如何わしいな 冷ややかな目で 正論吐かれる やりたいコトやってるだけ 羨ましい…

HIRONORI
4年前
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『5月の雨降るリラ冷えの町』

悠久を経て掴み取った 刹那の爆裂を楽しむ 余所見している暇はねえ 面倒臭さを噛み締める 溢…

HIRONORI
4年前
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『4』

咲き揃ったライラックが揺れて おおまかにオモテを知る 若葉の匂いが擦り抜けて なんとなくウ…

HIRONORI
4年前
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『黙する表現、休息する行動。』

瞼越しに掻きむしる 鼻腔咽頭にゃ 手も足も出ない 風に乗る陽春の悪戯 私 私 私 私 履き違えててポテトチック 口や手でなく足音で語れ 乳房を枕に子宮で転た寝 喧騒遠く 幻想と訣別 豊かです 実に豊かです 錆びついた想起が持ち堪えてら 敬意をもって破壊しましょう ワンドで照らすは 5番目の季節 ©️ 2019 HIRONORI

『瞬間、私。』

春暁 エネルギー 爆発 衝動 芽吹き そそり立つ サヨナラ 舌先三寸の退屈 嗚呼 ネガティブで張…

HIRONORI
4年前
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『雪散る渚は。』

鉄紺に呑み込まれ 多ければ多いほど1つが浮かぶ 酸欠気味のアウト・サイダー 沸き立つ水は無…

HIRONORI
4年前
1

『カ・ケラ・ケラ』

ときめいた雪が雨粒になって 迷いなく頬を滑り落ちる 月面の渚は季節外れで こぼれた溜息が寄…

HIRONORI
4年前
1

『喉仏ブルース』

凍て白々 舞い繋ぐ 嗚呼 温かい餌をくれ 空疎 脆く皹割れ 嗚呼 やさしく立ててくれ 背中合わ…

HIRONORI
4年前
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『ギャラクティック・アクティベーション』

遠く眺める 白い町 暫しお別れ 色のない海 ああ 右回りにネジれる 青と白のほんの狭間を ドル…

HIRONORI
4年前
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『Sparkling!(恋は微炭酸)』

無数の光線が降り注ぐ 全てが一瞬で真白となる 終わりは始まり 1秒の永遠 哀しくも美しい 1つ…

HIRONORI
4年前
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『クウ』

踊るココロ乗せた列車 冷え始めた海を走る 思考の傷口から直感が零れる 紙切れの恐怖 奴隷の安堵 アイツが叩く鍵盤の音 微かに聴こえた様な気がした 鼻腔を漂う仄かな甘さ 金木犀に薄翅蜉蝣 蟻地獄の記憶は疾うに薄れて やるべきことをやるだけだ 翼は急ぐ 北へ北へと ギャラクティックに痺れた両手で ©️ 2019 HIRONORI