不適切保育に想うこと

みなさん、こんにちは。

大嶽です。


さて、保育ICTのコドモンとキャッシュレス決済サービスのエンペイがシステム連携することに。


これで保育業界のキャッシュレスは益々進むでしょう。

キャッシュレスですから、無駄なく保育の実費や延長保育料などの支払いができるという業務効率化だけでなく、現金を触らないコロナ対策、感染対策としても有効です。

そして、コドモンの小池社長もエンペイの森脇社長も親しくさせてもらっており、来週もお会いするのですが、このお二人のタッグというのがとてもワクワクしますね笑

さて、話は変わり、またまた不適切保育の問題。。

https://www.minyu-net.com/news/news/FM20201210-565922.php

本当に嫌なニュースです。。😓

もし自分の子どもがされていたらと思うと憎悪の感情が溢れ出てきます。

今後これらの問題は厚労省が調査に動くと思うので、何らかの対策、ルール、罰則が出来るかもしれませんが、それだけでは根本解決になりません。

何故このような問題が起きるのか?

何故このような問題が増えてるのか?

この園は記事にある通り、元々認可外保育所から10年ほど前にスタートし、3年前に小規模保育に、昨年認可保育所になってます。

恐らく認可外保育所時代から園長が現場を仕切っていたのでしょう。

このように、マネジメントが出来ない園長がまるで私物化するように園運営をすると、本当にろくなことがありません。

認可外保育所時代からこのような保育がまかり通っていて、「指導」という名のもとに、現場も目を瞑っていたのでしょう。

ともすると、そのような保育に対して理解、共感していた可能性すらあります。

まず大前提として、行政主導による、行われている保育がブラックボックスにならない公開性や透明性の高い環境、監査、チェック体制の見直しが急務です。

また、一つの保育園に長期間在籍し続けると本当に視野が狭くなります。

「外部との関わりを持たない状態が続くと、急速にガラパゴス化し、責任者の属人的な価値観をベースに、得体の知れない文化とやり方がその世界、空間での常識となり、世間や業界の非常識になる」

というのはよくあることです。

そうなれば、どんなにおかしな事をしていても、自分たちのやっていることを正当化するし、美化します。

外部に触れる、異質性に触れる、多様性を持つことで、自身を客観視したり、選択肢を手に入れるというのは組織マネジメントにおいてはとても大切なことだというのは言うまでもありません。

認可外保育所が悪いわけではないのですが、物理的に他園との交流が図りにくいので、内向性の高い文化が生まれやすいこと、さらには一法人一施設だと益々内向性が高まり、そのような危険な状況になるわけです。

外を知る、関わる、学ぶ、選択肢の幅を広げる、、この繰り返しによって成長をするものです。

ではまた。

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