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作業、仕事、志事の違い

みなさん、こんにちは。
カタグルマの大嶽です👍

コドモンさんからのご依頼でこちらのセミナーにゲスト出演します。

コドモン主催オンラインセミナー

当社の保育施設向け組織・人財管理クラウド「KatagrMa」もリリースして1ヶ月半が経ちました。

トライアルを終えた法人様も20法人近くまでになり、お陰様でトライアルを終えた法人の63%で正式導入いただきました。

この1週間だけでも10園ほど契約をいただき、現時点で全体で31園にご導入いただいてます。

しかもその70%以上がプレミアムプランという、最もハイグレードなプランでのご契約です。

まだまだ他のICTと比べると導入数は微々たるものですが、私としてはこの31園は特別な思いで、1園1園にかける想い、特に感謝の想いと、成果コミットへの強い意志と覚悟を持っています。

と言いますのも、まだまだ、何の実績もないシステムに、私たちを信用して導入いただいたわけです。

その気持ちと期待に絶対に応えなければならないし、喜んでいただけるよう、引き続きフォローしていきたいと思います。

そして、現在も20法人、30園ほどの法人様が現在進行形でトライアル中なので、引き続きフォローしてまいりたいと思います。


さて、その中で、ここしばらくの間、当社としては、毎月何十時間も園長や本部社員、経営者と保育施設の組織・人財管理の実態や課題に関して対話をしてきました。

その中で、改めて思うことがあります。

それは、

「勘と経験だけで組織、人財管理をしていることで、現場のマネジメントが機能していない」

という課題の大きさと根深さについてです。

具体例をざっと上げますと、

✓保育士不足が蔓延しており、研修や会議の実施が難しくなっている

✓園長がマネジメントの概念をコミュニケーションの概念だと思っている

✓本部は恐ろしいほど現場を理解していない

✓場当たり的な研修計画で、園や個人の課題から落とし込まれていない

✓個人面談のフィードバックが場当たり的で感覚だけで行っている

✓職員一人一人の業務状況を園長が把握していない

✓事業計画が計画だけ、監査用の書類だけになっている

✓自己評価は評価のみで、スキルアップに繋がっていない

などが、多かれ少なかれ、ほぼ全ての法人、園で起こっています。

これらは、まさに勘と経験だけの感覚で本部マネジメントも園長マネジメントも行われている典型例です。


つまり、

本来、意味や意義のある仕事に、意味づけ、意義づけがされていないため、「仕事」が「作業」に転換され、業務品質や働きがいの論点よりも、業務量や納期オンリーの論点になりやすい仕事環境になっている、そして、本部も含めてそれを改善しようとする組織文化もない、固定化してしまっている、

ということです。

この状況が続くと、当然のことながら、現場には負担やストレスがかかり、不満因子となり、離職につながります。 


ちなみに、私は若手の頃に、尊敬する上司から、

「仕事とは作業に目的を含んだもの」
「仕事=作業×目的」
「目的を持ってやらないと単なる作業になる」
「作業は面白くない」
「作業をするのではなく「仕事」をしなさい」
「仕事をし続ければきっと「志事」になるよ」

と言われたことがあります。

それ以降、どんな仕事にも、目的を見出して来ました。

その結果、まだまだ未熟ながらも、素直、プラス発想型の人間、志を持って仕事に取り組む「志事」型の人間になってきたのではないかと自負しています。

保育園のように、人手が少なく、日々の仕事に忙殺されると、どうしても目的を見出す余裕がなくなります。

そして、多くの仕事が「作業」になり、目的意識のない状態で大量に業務が降ってくるので、喜びややり甲斐のないストレスや負荷のかかった状態が続きます。

このような組織風土ではいくら新規採用しても、作業型人財の大量生産工場と化してしまい、パフォーマンスも上がらないし、離職は止まりません。


私は、これを解決する一つの方法がテクノロジーを活用することだと考えてます。

まさに当社の組織・人財管理クラウドKatagrMaは、職員一人一人における、

・目標、課題、それに向けた施策
・自己評価による長所や短所
・個人面談記録
・研修受講状況
・タスク管理状況

を可視化し、園長も本部も経営者も常に一元管理、把握ができるため、コミュニケーションの質が高まり、コミュニケーション量が増えます。

また、早めにアドバイスやフォロー、対策をすることが出来るようになります。

つまり、忙しい状況でも、職員の業務を作業のまま終わらせるのではなく、目的意識の高い「仕事」をするために必要な素材を、瞬時に把握することができるということです。

既にご利用者様の中で、当システムを導入して1ヶ月程度でも、明らかに現場とのコミュニケーション頻度が増えて、質も高まったことで、お互いの理解が深まり、パフォーマンスが上がったという事例も出てきてます。

まさに、このような事例は、現場がこれまで行っていた「作業的な意識」から「仕事的な意識」に変わったことが要因ですね。



繰り返しですが、どんなに忙しくても、仕事をする、志事をする、してもらうことが組織・人財管理のポイント、秘訣です。


このコラムを見ているKatagrMaユーザーも多いので、是非そんな意識で利用してみてください🙇‍♂️


ではまた。

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