新海誠、星を追う子ども

「君の名は」を友人宅で観てからどれほどの歳月が過ぎただろう。
Amazonで「星を追う子ども」という映画を見つけた。
とりあえず、ウォッチリストに加えた。

あまり日本のテレビを見ない僕は海外のニュースを見るか、ちょっとしたつなぎで名探偵コナンのテレビ版を一話か二話みる。

「星を追う子ども」は気になっていたが、2時間近い映画をちゃんと観れる時間が
なかなかとれなくて、ウォッチリストに加えたものの、なかなか観る機会がなかった。

そして、ついにその日がやってきた。
次の日はお休み、夕食を食べながら名探偵コナンは観てしまった。
てっぺん近くの時間になってもまだ眠くない。
ウォッチリストチェックして、あ!「星を追う子ども」を観てみようと思った。

新海誠の物語は現代を舞台にしたものが多い、「星を追う子ども」もそんな現代を舞台にした物語だと思いつつ観た。(基本的にあらすじとかは見ないので)

観終わって、しばらく放心状態になった。
「君の名は」を超えるSF感。

最初からSFって雰囲気ではなく、普通の子どもがSFの世界に入っていく。
神々の世界、そんなことを寝る前に考え続けた。

もちろん、新海誠が作り出すキレイな映像と音楽は最高で、ちょっと難しいSF映画を観やすくしてくれていると思う。

あまりにもみんなが騒ぐから新海誠の作品を遠ざけていたが、残る作品を全部見たくなった。

高校生の頃、面白い小説を見つけると、その作家の本を全部読みあさったのと同じように。



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