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肉屋の極ハンバーグ弁当🍱

こんばんは。ひろのです。
今日も一日お疲れさまです。

今日はお弁当の?話し。

その日は一日、撮影の日だった。
海でのロケ。
いつもより気温が高く、しかも風の強い中での撮影だった。
風が止むのを待ちながら、それでもほぼ香盤表通りに終えることができたのは本当に幸運だったと思う。

ロケバスで帰りを待っている間、夜ご飯のお弁当をいただいた。

3種類。
肉屋の極ハンバーグ
チキンの照り焼き
黒毛和牛の焼肉

ロケバスにはヘアメイクさん達もいて、
「どれにします〜?」「黒毛和牛美味しそうですよね〜」って和気藹々と選んでた。
でも、誰も最初に手を伸ばさない。
なんで選ばないのか不思議に思った。

だから私が最初に手に取った。
『肉屋の極ハンバーグ弁当』を。

最初は悩んでるのかと思ったけど、違ったのだ。
黒毛和牛が3つしかないから、みんな遠慮してたんだ。ここには、私を入れて4人いたから。

何が言いたいかって、
私の価値観はどこかズレてるらしいってこと。
みんなが当然のように悩んだ黒毛和牛の焼肉弁当を、私は別に悩まなかった。
むしろ、チキンかハンバーグかで悩んでた。

こういうことがよくある。それこそ小さい頃から。
みんなが選ぶ方とは違う方を気づいたら選んでる。

お昼のお弁当も、私は回鍋肉を選んだけど、
みんなは青椒肉絲選んでいくし。
初代プリキュアは、
女の子らしいキュアホワイト(ほのか)より、
男まさりで活発なキュアブラック(なぎさ)が好きだったし。

好みの違いと言えばそれまで。
だけど、大多数 対 私1人とかになった時に、
ちょっとモヤっとする。
あ、また違う方を選んだんだわって。

ちなみに、肉屋の極ハンバーグ弁当はめっちゃ美味しかった。
ぎゅっと詰まった大きなハンバーグは、すごく食べ応えあったし、ネギとおろしポン酢ダレがさっぱりしてて重すぎなくて、満足感高かった。

黒毛和牛が気にならなかったわけじゃない。
3つとも名前から美味しそうで悩んだ。
でも、その中でハンバーグに惹かれた。
『肉屋の極み』だよ?そこまで言われちゃうハンバーグってすごそうじゃない。え、惹かれない?

だから別にみんなと一緒がいいとかじゃないし、
選んだ方に後悔もしてないし、これから先も好みをあえて変えるなんてことはしないだろう。

でも、みんなと同じ方を選ばなかった私には、
「黒毛和牛食べたいけど、4人いるのに3つしかないから選べない」っていう気遣いの含んだ悩みも湧いてこなかったってことになる。

その悩みに直面しない私って、人としてどうなんだろう…。少なくとも同じロケバスにいた他3人は3人とも同じことで悩んでただろうに。

これを読んでるあなたは、どのお弁当を選ぶ?
やっぱり、黒毛和牛だろうか?

撮影後の夕日、綺麗だった。

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