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Kindle Unlimitedで"まんがで読破"シリーズを大量に読む

古典・名著の要約をマンガ化した「まんがで読破」というシリーズがある。

歴史や文学史を動かした名著は、できれば原本を読んでおきたいが、現代の感覚ではエキサイティングさに欠けたり、長かったりと、雑学目的だと通読が大変なことが多い。
なので最近はWikipediaで歴史等を読み漁っていたが、Kindle Unlimitedにその欲をぴったり満たしてくれるこのシリーズが多数登場していた。大体一冊1時間弱で読めるので、Kindle Unlimitedのトライアル期間に何十冊も読んでいる。

内容は単なる要約というよりも、専門家監修の雰囲気を感じる「原著の入門書」的な作りで、その本が社会に与えた影響や時代背景と本自体の要点をまとめて読み進められる。雑学目的にはピッタリだ。

以下、面白かった順に並べる。皆も一緒に雑学王になろう!

我々が生きる民主主義社会の成り立ち、基礎にある思想…といえば社会契約論とフランス革命だが、実際どんなものなのか恥ずかしながら読んだことがなかった。期待に120%応えてくれる大変面白い入門書だった。

どんなものか知りたかったが読むのは大変そう…と思っていたコーラン

あわせて読みたい旧約聖書。岩波訳もかつて読んだことがあり、もちろん原文を読んだ方がいいのだが、コンテキストを絵にしてくれている本書の方が時代背景や当時の読者の気持ちに思いを巡らせやすい。

近代小説の祖と位置づけられるドン・キホーテ。普通に面白く、騎士道小説しかない世界でいきなりこんな作品が世に出てきたら万人が熱狂するのも頷ける。

共産主義革命の時代の理解がどんどん進む。

これも時代の雰囲気をつかむのに良い。

ロジスティクスと精神論が高度に統合されている。1800年代か…という気持ちになる本。

内容は思ったほどではなかったが(原著も思ったほどでは…と感じて途中で脱落していた)、旅行で行ったことのあるフィレンツェやヴェネツィアの理解が深まって満足。

ウワー…という気持ちになる。

ロシアの近代小説ってドストエフスキー以外もみんなこうなの?

論語は原著なり他の入門書を読んだ方がいいかも。

他、多数・・・・

以上。

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