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薬用植物コーディネート

’ノルアドレナリンを暴走させない!編’

5月末からこの2週間ほどはいろ〜なことが起こり
心身共にクタクタになっていました。
あ〜私の身体の中は’ノルアドレナリン’がもの凄い量で
放出されているのだろな〜と感じていました。

ノルアドレナリンとは?
激しい感情や強い肉体作業などで人体がストレスを感じたときに
ホルモンとして放出される物質なのです。

ノルアドレナリン量が過剰になると、不安や恐怖、焦燥や取り乱す状態が出現し、代謝物であるアドレナリンも増えることで、頻脈や冷や汗などが出現し、その不安や焦燥は助長されることになります。

…と、このままの状態を放っておくのは心身に非常に良くないので、
ノルアドレナリンを暴走を抑え、心のバランスを整えてくれる作用
持つ’セロトニン’に即登場してもらいます!
セロトニンを増やすことで精神的な安定が得られるのです。
別名ハッピーホルモンと呼ばれています。

とは言っても、どうやってこの’セロトニン’を増やせばいいの?
答えは…
’酢酸リナリル(高い鎮静効果)’という化学成分を多く含んだ’精油’を
使い、脳の縫線核(ほうせんかく:セロトニンの工場)に働きかけ、
セロトニンの分泌を促すのです。

その精油ってどれ?
それは…
アロマセラピーの代表格と言われる
’ラベンダー’なのです!

ラベンダーが持つ’セロトニン作用’により、激しい感情や強い肉体作業などで
感じたストレスを抑え、不安やイライラを取り除き、脳をリラックスした状態に
導いてくれるのです。

そしてそして...
睡眠にはこの’セロトニン’が必要不可欠で、
’セロトニン’は脳内でメラトニン(睡眠ホルモン)に変化し、
メラトニンが分泌されると副交感神経(リラックスした状態)が活発に働き出し、
体温を下げるなどの睡眠の準備ができたことを脳に知らせます。

では、どうやってラベンダー精油を使えばいいのですか?

温かいお湯の中を張った容器にラベンダー精油を2〜3滴落とし
その中におしぼりの大きさくらいのタオルを浸し
お湯を絞り、横になり目の上に暫く置いてください。
香りを嗅ぎながら目の疲れ、心身の疲れを癒してください。

または、浴槽に3〜5滴落とし香りを感じながら
身体に浸透させる感じで入浴してください
+エプソムソルト(デトックス作用)を大さじ2杯入れてみてください。

ラベンダー・ミニレクチャー
学名:Lavandula angustifolia
学名のLavandula(ラワンデュラ)の語源はラテン語の’Lavare’
(ラワーレ)で洗うという意味を語源とするように’怒り、
不安、迷いなどのこころの汚れを洗い流し、精神的な安定をもたらしてくれるとされています。

■ラベンダー・ミニ・ストーリー
ルドルフ・シュタイナーは、ラベンダーは物質体、エーテル体、アストラル体の
3つを安定化させるとし、心理的な不調を癒す効果あると唱えました。

■働き&利用法
頭痛、偏頭痛、イライラ、怒りを和らげ疲労を回復させ、
精神を浄化してくれる働きがあります。

感情のバランス保ち、穏やかな眠りを誘います。
’鬱積した感情を解放し、気の流れをなめらかしてくれます。

薬用植物には1つの植物からお薬的な作用、
心理作用、エネルギー調整作用などを持ち合わせているのです。
身体も整え同時にこころまで整えてくれるのです。
身体と心は切り離せません。どちらか一方だけは治すのではなく
両方同時に治癒していくことに目を向けて頂ければなと思っております。
どんな時も寄り添ってくれる’やさしい療法’です。

ということで…
こんなメニューをご用意いたしました。
暮らしの中に薬用植物(ハーブ)や芳香療法(アロマ)などを
用いてみたい方、どうぞ、お気軽にお問い合わせくださいませ。

Living with herbs forever
Hiro


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