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今年もよろしくお願いします。

あけましておめでとうございます。香りのコミュニケーターHIROです。

明日から仕事はじめです。本年もよろしくお願いします。
針葉樹のように、細長くまっすぐに上に伸び、軽く柔らかい年にしたいですね。皆さんにも健康な一年となりますように。

ひょんなことから日本に活動の拠点を移して、一年強が経ちました。

年末、モヤモヤしていて、かなりブルー。また海外に脱出(逃げ)ちゃおうかとも思ったのですが、この一年を、さらには半生を振り返ってみました。

明確なゴールがないまま引っ越したのは初めて。シンガポールからニューヨークへ帰るつもりで、寄り道した日本でなんとなくここで生活してみようかなと暮らし始めた15年ぶり3度目の日本。できるコトもいっぱい、やりたいコトはもっといっぱいあり、何から手をつけていいのやら。とりあえずやるが私の2018年だったと思います。関心のあることには顔も手も出していました。一体、この人は何がしたいのだろうと思われた方もいたと思います。私も一体自分は何がしたいのだろうと。

香りのお仕事だけで生計が立てられたらいいなぁとは思い、現実は生活していかなければならないので、とりあえずどこかで仕事をと、社会イノベーション事業に関われるということで某製作所でデジタルコミュニケーションを担当する会社員を始めつつ、東京都が運営する起業家支援団体のゼミに参加したのが2018年の始め。事業計画書を一通り作成でき、担当コンサルタントさんと相談してタイトルを「香りのコミュニケーター」に改名。理由は私がコミュニケーション学の修士を持っていたことと、マーケティングコミュニケーション業界が長かったこと。

大学院で異文化コミュニケーションとノンバーバルコミュニケーションを専攻して、当時はメディアとパーセプション(媒体と認知)で論文書いていたことなんて忘れてました。当時は五感という領域ではなく、感じ方に注目していて、「メディアでの表現が私たちの感じ方を形づけ、それが異文化理解を偏らせる、だから異文化理解にはパーソナルコミュニケーションが必要だ」とか偉そうなことを書いていました。この考えは今も変わっていないのですが。その論文を書いた大学院で使用したパーソナルコミュニケーションの教科書にOlfactory(嗅覚)の明記があったんですね、当時のクラスメートで、現在は母校の(助)教授の友人にも確認しました。このこと完全に忘れていました。フルサークル(一周すること)ですね。

とはいえ、信じきる力が充分ではないため、本当にこれで良いのか葛藤することも度々。そして結局、戻ってくるところはいつも「香り」なのです。興味範囲も広く、ふらふらしてるそんな私をこれからも温かく見守ってくださいね。

日本語では技術革新と訳されてしまった「イノベーション」は異質なモノの垣根を越えて新しい価値を想像するモノと学生の頃から思っています。(面接でもそう言い切ってました)一般的には香りとは無関係に思える領域でも、パラレルワークやポートフォリオワークは性に合っているようなのでチャレンジして、2019年は、今熱いデジタルトランスフォーメーションの後に、必ず注目される汎用性の高い「香りの世界」をわかりやすく伝え、香りの世界がいかに皆さんの世界を広げるコトができるのかを共有していく「選択と集中」の活動の年とします。

もしブレそうになっていたら、「HIRO、最近ブレてんじゃない?」って一言いただけると嬉しいです。

今年も香り満ち溢れる素敵な一年を!

お読みいただきありがとうございます!香り(嗅覚)の世界は徐々に注目を集め始めていますが、まだ多くの方々には未知の領域です。試行錯誤中ですが、スキをクリックしてくださったり、シェア・コメントなどいただけたらとても嬉しいです。