見出し画像

雷に出逢い、心を燃やす。 〜鬼滅の刃 バラエティショー・写真撮影会〜

noteの投稿は1年ぶりです。
なんだかんだと放置気味ながら、ここぞという時にふっとスイッチが入り書き始める。このスタイルは継続していこうと思います。

さて、前置きも短めに。
前回の記事を書いていた時は、私はまだ宮城県に住んでおり、土日休みが取れないサービス業に従事していました。

しかし、ご縁があり、岩手県へと引っ越すことになり、運良く昨年、土日休みが取れる企業へ転職することができました。

今までずっと指をくわえて我慢していた鬼滅のイベントにも、距離を除けば参加しやすくなり、より一層ストレスの発散ができる環境や過ごし方にシフトできたのではないかと、サービス業を6年間続けてきて思いました。

しかしながら、土日に働いてくださる人たちがいるからこそ、いろいろなイベントにも参加できたり楽しめたりする事は、転職してもなお、忘れてはならないことだと私は思っています。本当にありがたいことです。

そんな激動の2022年を過ごしてきたわけですが、昨年の5月以来、ひさびさに鬼滅のイベントに参加することを決めました。


今回は、千葉県の木更津市で開催された鬼滅のバラエティショーと、同日に東京の武蔵村山市で開催された、鬼滅の写真撮影会へ参加した旅行記をここにへ載せておきたいと思いました。

同じ日に別々の場所で、しかも近しい時間で開催されるとあって、非常に過密なスケジュールとなりましたが、まだまだ30代前半。行動力は自分の思っていたほど衰えてはいなかったようで、相変わらず周りの皆さんがこぞって驚かれます(笑)

雪が降り頻る前夜

出発日の夜、ここ最近なかったほどのドカドカとした雪が降っており、交通の影響がないかどうか心配されましたが、出発時間が近づくにつれ、雪も次第におさまり、一安心しつつ、高速バスを待ち続けました。

そもそも東北の北部の岩手県から、東京や千葉の鬼滅のイベントに参加するためだけに長距離移動すると言うのは、世間から見ても行動力というか、○○じゃないかと思われてもしょうがないとは思いますが、そんな周りの反応などお構いなしに、私は思い立ったらどこまでも行ってしまう人間なのです。

オリオンバスの停留所で一人待つ私

寒々しい冬空を眺め、自販機のあったかいお茶を手で回し温めながら東京駅へ向かう高速バスを待ちました。

見慣れた東京駅八重洲口の風景

時刻は7時5分。

3連休の初日に乗車したとあってか、盛岡方面からの乗客がかなり多く、加えてバスの暖房も少し暑めだったせいか、2時間ほどの仮眠しか取れず、寝ぼけ眼で東京駅を若干ふらつきながら早足で改札へと急ぎます。

いつ行こうと長すぎる京葉線の連絡通路…

乗車予定の特急わかしお号は、7時15分発。
500mほどある、京葉線の長い長い長い連絡通路を、ひざびさの早足でスタスタと進んでいきます。田舎暮らしを始めて早5年、すっかり歩みが遅くなったと感じました。

歩く人のほとんどは、舞浜の夢の国に向かう人ばかりでしたが、私もある意味で木更津の夢の空間へと向かっていると妄想しつつ、京葉線の1番線ホームに辿り着きました。

発車1分前。息せき切って滑り込む。

いつどこに行こうとギリギリで無計画な私、悪い癖です。いつかどこかでとんでもないことになりそうですが、それはさておき乗り込みましょう。

懐かしい京葉線の車窓

関東に住んでいた頃は、よく利用していた京葉線の車窓を善逸と一緒に見ながら、列車は木更津に向けて急行します。

降り立つのは初めての木更津

列車に乗って小一時間経ったでしょうか、千葉県は木更津市へ到着しました。木更津を通過したことがあったのですが、降り立つの初めてでした。

1月の冷たい海風が列車の中で暖まったカラダをじわじわと冷やしていきます。

駅の改札を出て、すぐにイオンモール木更津行きのバスがやってきました。
休日とあって、比較的多くのお客さんがバス停にこぞって並んでいました。

お、大きいぞ…

臨界地域の広大な土地を利用してか、私が見てきたイオンモールの中でもかなり大きな部類に入ると思います。車窓から思わず『おぉ…』と漏らしてしまうような、巨大なイオンモールの建物が目の前に広がりました。

1年ぶりの光景

バスを降りると、一目散に会場へ早足で向かいましたが、来るのが早すぎたのか、先客は私含め2人だけでした。それでも早いに越した事はありませんが(笑)

若い番号の整理券とともに

整理券番号は2番。先頭の方は私と同じくらいの年齢の方で、どうやらお一人で来られたご様子。必然的に家族連れが多いイベントの中で、少し心強い存在でした(笑)

時刻は10時30分。今回は整理券番号ごとに1人ずつ並ぶ方式が採用されており、地面に貼られた整理券番号と同じ番号の位置に立って待つことになりました。

まさに特等席

通されたのは、なんと最前列。1組分のスペースは、かなり広くとられておりましたが、割と私はタッパがあるので、後ろのお子さんたちがしっかりと見えるよう、少し猫背気味に楽しむことにしました。

刷新されたウォールバナー

着ぐるみのラインナップに煉󠄁獄さんとしのぶさんが加わったため、これまでかまぼこ隊のみになっていたウォールバナーが刷新され、遊郭編のキービジュアルで展開されていました。

バラエティショーは初めての参加になるため、どんな楽しいことが待っているのかワクワクします。もちろんセリフは録り下ろし。

今回もイベント中の撮影はOKとなっており、静止画のみSNSやネットへのアップロードを許可するアナウンスがなされました。動画は撮影できますが、動画はあくまで個人での鑑賞に限られ、SNSやネットへのアップロードは禁止されています。これは権利関係もありますし、そもそも動画を公開してしまっては、楽しみが半減してしまいますからね。(※これはあくまで私が参加したイベントでの案内であり、開催地によっては撮影自体がNGの場合もあります。参加される場合は、会場での案内に従ってください。)


1年ぶりの再会…(涙)

ショーが始まって、最初に現れたのは、なんと善逸!

1年ぶりの再会に涙腺が緩くなります…。

しばし善逸のモノローグが続きます

なかなか逢いたくても逢えなかった善逸が目の前にいることに、周りでニコニコして楽しんでいる家族連れやファンがいる中で、男一人、目をウルウルとさせている私。なんとも恥ずかしい話かもしれませんが、それでも愛する善逸がそばにいてくれることが、どれだけ私の心の支えであるか、うまく言葉で表現しようがないほど幸せで嬉しいのです。悲しい時も、辛い時も、嬉しい時も、楽しい時も、善逸はいつもそばにいてくれ、寄り添ってくれることに改めて感謝をしたいと思います。

炭治郎に怒られてビビりまくる善逸

ショーに遅刻したというシチュエーションで、なかなか謝らない善逸に炭治郎が激怒し『あ…や…ま…れっ!!!!!』と詰め寄ると、『ヒャイッッッ‼︎』と善逸がビビる、コミカルで楽しいやりとりに、少しずつ顔が綻んでいた私でした。

蝶屋敷での思い出を熱く語る善逸

バラエティショーの内容は、大きく分けて2つあり、1つはシルエットパネルを使って柱となっている人物は誰かを当てるクイズ、もう1つは、それぞれが持っている型をポーズに見立てて、会場のお客さんと一緒にポーズをするといった流れになります。

シルエットクイズで最初に出てきたのは、しのぶさん。善逸が蝶屋敷での機能回復訓練で、しのぶさんが善逸に『一番応援していますよ!』と手を握って訓練に向けてスイッチを入れたあのシーンを思い出し、得意のデレデレリアクションで会場のみんなにヒントを与えます。

デュッヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッ…

3人の選択肢から回答は会場の拍手の大きさで判定し、この日は満場一致で正解しました。

すると、しのぶさんが登場するやいなや、会場のお子さんたちが『ぅぇぇぇえええ?!』とあちこちから驚きの声が上がっているのが聞こえました。

遅れてしまって、うっかりです(テヘッ)
禰󠄀豆子ちゃんそっちのけで熱い視線を送る男が約1名
炭治郎『禰󠄀豆子に報告しないとな…』

その後、義勇さんのシルエットクイズもあり、正解時には炭治郎が笑顔で拍手。義勇さんとの思い出を語っていました。

そして、ラストは煉󠄁獄さん。それぞれにヒントを語っていくのですが、中でも面白かったのは善逸のヒント(笑)

無限列車での思い出をジェスチャーで再現

煉󠄁獄さんが牛鍋辨當を『うまい!うまい!うまい!』と食べていた、あまりにも有名なあのシーンを善逸が忠実にジェスチャーで再現!これには私含め、会場のみんなもかなり笑っていました(笑)

善逸の『うまい!』はどちらかというと『う゛ま゛い゛!』という感じで、それもまた微笑ましく、と同時に下野さんの再現率は想像以上に高かったです(笑)

生で霹靂一閃を見てしまいました…

シルエットクイズを終えて、それぞれの型のポーズを披露するコーナーに。
善逸の霹靂一閃を目の前で生で見れたことに、子ども以上に胸が高鳴ると同時に、感動の波がぐんぐん押し寄せてきて、またまた涙腺が緩くなってしまいました。

Wind is blowing from the Aegean.

しのぶさんの蝶に見立てたポーズなのですが、私からすれば、どう考えてもジュディ・オングさんの『魅せられて』のポーズにしか見えないんですよね(笑)

貴重な全員での霹靂一閃

最後に全員で型のポーズをし、30分におよぶイベントが終了しました。30分が数分に感じるほど濃密で楽しすぎるひとときを過ごせました。

最後に、3方向での撮影タイムが設けられ、しっかりとシャッターを切ることができました。こういったサービスがあるのも魅力です。

それぞれ思いおもいのポーズで
善逸… ありがとう…

撮影時、善逸が私をずっと見てくれていて、胸がいっぱいになりました(涙)
また、そう遠くない未来に逢えるように、気持ちを届けられたと思います。


その足で、急ぎ武蔵村山へ。

時刻表を確認すると、写真撮影会が始まる15時を数分オーバーする見込みで、少々焦りつつ列車に再び乗り込みました。

急ぐ移動に車窓でちょっと一呼吸

しかし、この日は中央線が遅延を起こしており、当初時刻表に載っていた立川駅から出るバスを1本見送らざるをえませんでした。そのため、予定が10分ほど延びてしまいました。首都圏だからこそ次のバスの間隔が短かったことが幸いしましたが、これが地方となるとそうはいきません。出来る限り時間には余裕を持ちたいところですね(汗)

立川駅から慌てまくりでバスに乗り込む私

休日ということもあり、イオンモールむさし村山に向かう道路は、所々で流れが悪くなっており、遅延はジワジワと延びていってしまいました…

時刻は15時15分、撮影会前のミニショーは終わり、撮影会が間違いなくスタートしている時間です。

『頼む、間に合ってくれ…。』
煉󠄁獄さんを一目見たいという気持ちが焦りを増幅させます。

時刻は15時20分。流石に焦りがピークに達し、小走りで向かいます。
撮影会の時間が30分ほどと考えると、残り時間は10分もありません。本当にギリギリの時間です…

おぉ… 煉󠄁獄さんがいる…

なんとか間に合いました!

どっしりと構える姿、まさに柱といった風体。

私のいる方向へ歩いてくる煉󠄁獄さん

実はこの日、かなり早々に個別撮影に必要な整理券が配布終了していたそうで、ツイートを見る限り、早朝から並んでいた方も。煉󠄁獄さん最推しの方々の気合の入れようを感じます。

ジリジリと歩み寄る煉󠄁獄さん。オーラが違います。
柱の偉大さ、存在感をひしひしと感じながらシャッターを切ります。

凛々しい… 凛々しすぎる…

先述のように、整理券が早々に配布終了してしまい、惜しくも整理券を手に入れることができなかったお客さんのために、炭治郎が司会のお姉さんに『みんなが撮れるように集合写真を撮れるようにしませんか?』と提案。炭治郎の優しさがここでも光ります。

3方向で、時間をかけ、みんなが撮れるよう臨時撮影タイムが始まり、最高の1枚を収めることができました。炭治郎、スタッフのみなさん、ありがとうございます。

素晴らしい…
竈門少年、あとは任せたぞ。

去り際、煉󠄁獄さんが炭治郎の肩をポンと強くたたき、走り去ってゆく煉󠄁獄さん。映画のシーンと重なり、これにはやられました。もっとも煉󠄁獄さん最推しのみなさんがこぞって感動の声をあげていたのが記憶に残っています。

木更津、武蔵村山と、今回も大濃密・大満足な一日となりました。

時刻は16時を過ぎたところ。

帰りの深夜バスまで、まだかなり時間があったため、せっかく東京まで来たということで、再び立川駅から中央線に乗り『彼の故郷』に行くことにしました。

もはや恒例行事(笑)

と!その前に朝に軽く口にしてから何も食べていなかったので、サイゼリヤで夕食を摂ることにしました。メニューは、お決まり一択『煉󠄁獄のたまご』です(笑)

ひさびさの奥多摩

向かったのは、炭治郎の故郷・奥多摩。
関東に住んでいた頃に一度訪れたことがあり、奥多摩湖などに足を運びましたが、鬼滅の連載が始まる前の時期に行ったため、こうして訪れるのは今回が初めてです。

オレの故郷、奥多摩へようこそ!
登山にも優しい駅だぞ!

奥多摩駅は、以前訪れた時から改装があったようで、登山客向けの真新しいキレイな更衣室や、奥多摩で採れる樹木の展示など、登山や観光に特化した駅に変わっていました。

同じ東京都とは思えない星空

カメラで写せる範囲は限られているのですが、肉眼ではもっと多くの星空が広がっており、同じ東京都内にいることを忘れてしまうくらい、いっぱいの星が輝いていました。

1月の奥多摩、空気がピーンと冷えるなか、数十分の滞在でしたが、今度は明るいうちから訪れ、いつか雲取山に登ってみたいですね!

また来ような!

程なくして東京方面に向かう青梅行きの列車がやってきました。青梅から、立川、東京へと向かい、その足で東京駅から帰りの深夜バスに乗り込み、帰路につきました。

さらば、東京。
濃霧ただよう水沢駅前

翌朝5時、予定より早めに水沢駅に到着しました。

視界を遮る濃霧で、鬼が出そうな雰囲気いっぱいの中、始発のバスを待つことに。

これ飲んであったまろうよ

バスが来るまでの間、善逸とあったかいコーンスープ缶を飲みながら。

おうち着いた〜!

午前6時過ぎ、無事自宅に到着しました。

次回はいつ逢いに行けるか、この記事を書いている今、とても考えられる状況にないほど環境がガラリと変わってしまいましたが、焦ったところで十分に楽しみきれないですから、またタイミングや予算に十二分な余裕ができたら、また旅に出かけようと思っています。

今回も、長い長〜い記事を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

全国各地で開催される写真撮影会やバラエティショーは、夢がいっぱいで溢れんばかりのパワーをもらえるひとときを過ごせますので、この記事を通して足を運んでいただければ幸いです。

△△△ こちらの記事もどうぞ △△△

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?