大阪から“東京留学”して得た学び

私のnoteに立ち寄っていただき、いつもありがとうございます。ずいぶん前に書いた記事を見直し、自分を振り返っている日侶夢楽暮の順ヒロムラです。2024.5.8加筆

今回は私に降りかかった不幸が最後にはチャンスだと捉え直した話です。最後までお読みいただけると嬉しいです。

15年間働いていた会社が、同業の東京に本社があるグループ会社に吸収合併。合併後、今までいた環境がガラッと変わってしまった感覚になった。そのまま雇い続けてもらえるのは経済的にはありがたいが、まさに文化圏を侵略された気持ち。このままでは新しい上司に耐えられそうにない。上司との面談後、私はすぐにグループ内求人募集を検索した。いち早く、この上司から逃げないと“私の心は殺される”と直感的に感じたのです。

募集締め切り1日前に、事業部長に希望出向の申し出をした。「採用するのは相手だから」と受からないと思ったのだろうか、応募する許可を出してくれた。そして、見事に面接合格。私は初めて大阪を離れて東京に拠点を移すことになった。私はそれを【東京留学】と名付けた。なぜなら、明らかに関西の文化が違うとわかっていたからだ。私にとってこの感覚は【海外留学】。異文化を体験するのは同じだからだ。

希望出向の潜在意識的な動機が上司から逃げることだったからだろうか、出向先での仕事は思うように成果を出せなかった。2年の出向予定が1年で東京本社に異動になった。出向先では“あなたの能力をウチでは活かしきれない”と花向けを言われたが、私の中に宿ったのは敗北感。慣れない土地で友達も少なく、孤独感にも襲われた。そんな時、東京2020の大会ボランティアの権利を得た。そして、彼氏も出来た。これから人生が楽しくなるという時にコロナ禍になった。

潔癖症の彼にとってコロナは脅威だった。私は彼ほど清潔に敏感ではないため、常に叱られた。当時の私はそんな彼のことを理解しようとせず、一緒にいることが辛くなり、あんなにも毎日が楽しかったのに、別れを選んだ。いや、正しくは振られたのだ。「なぜ、こんなことになったのか。今のままではいけない。私は変わりたい。」と強く思っていたら、自分の個性を活かし、人の役にたちそれをビジネスをすると言うプロジェクトの広告が何度も何度も目に留まり、無料説明会に2回参加した。なんとなくその会社の稼ぐ仕組みが見えたが、当時は藁をも掴む思いだった。40万円台と高額であるが私に払えない額ではなく、結局受講した。内容はコーチングビジネスだった。結果、課題の顧客を獲得して収入を得ることは、父親以外ではできなかったが、セミナージプシーという言葉と、こういうビジネスモデルが世間ににあることを知った。今まで、こんな世界があることを知らなかった。今は全ていい経験だったと心から思える。

東京2020+1でのボランティア経験も終わり、2ヶ月後、私は大阪に戻ることになる。時期はずれの急な転勤に驚いたが、転勤の理由は大阪で一名欠員が出たから。東京での役割が終わり、大阪での新しい役割を与えられたのだと理解している。

読書嫌いな私が読書するようになり、さらに自分で文章を書いてみようと思うようになった。“引き寄せの法則”や“思考は現実化する”ことを学び始めると、私は割と欲しいものを手に入れてきた人生を送っていることがわかった。時間はかかっても、諦めなければ欲しいものは必ず手に入ることをすでに体験しているのだ。

そして私は東京2020大会でボランティア経験をしたことにより、大きく価値観が変わった。ボランティア活動の本当の価値を知ってしまったのです。

ボランティアとは志願者であること。
言い換えれば、主体的に行動できる人のことです。そして、ボランティア活動とはインプットしたものをアウトプットする絶好の機会であること。
その結果、交流を生み、自己成長があり、感謝される人になるのです。

老朽化マンションの管理組合理事長をしたり、社会教育団体に運営側で参加したり、さらに社会教育士の称号取得とリタイア後に向けて次の人生ステージの準備として、積極的に学習を始めている。

今、私の夢は私は社会問題をコミュニティから解決する人になること。着実に一歩一歩進んでいる。

そう思えるようになると、私に起こるすべてのことが必然と思えて、人生が楽しくなっている。まだまだ自分のご機嫌を取るのは得意ではないけど、成長している自分が日々楽しいことは間違いない。

あの東京留学がなければ、今の私はいないと断言出来る。そのきっかけをくれた、大嫌いな元上司にはありがたいと感じている。

そして今、私は再びグループ会社内で旅にでる準備をしている。今度は上司からの逃げではなく、自己成長のための希望出向。世によくある強制出向ではないので、ワクワクが止まらない。

そんなに労働環境に不満があるなら、転職すれば?と思う方もいるかもしれない。新しいステージに行くのに転職ではなく、希望出向を選択するには理由がある。

私の夢の一つに、グループ内で活躍する人になることがあるのです。当時、◯◯グループに転職した時に、◯◯のヒロムラさんではなく、ヒロムラさんがいる◯◯と言われる人になりたいと思ったこと。そして、その思いでずっと働き続けている。

残念ながら、まだそれを実現している実感がまだない。今回の希望出向のチャレンジもその夢の一歩でもある。前回の希望出向の苦い経験が生きてくるはずだ。

こうやってnoteに書き記しているのも、私の夢を叶えるためのトレーニングである。

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

希望出向を志願した結果はこちらの記事に報告しています。読んでいただけると嬉しいです。


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順ヒロムラの想い 

誰もが生きやすい社会に貢献したい!

なぜなら、
私は知らず知らず、
ずーっと生きづらさを感じていたことに、
気がついたから。

人や社会に貢献することが、
幸せを感じる人生
だと、学び、知ってから、
日々実践しています。

noteでは、
ひと、まちのバリアを減らし、幸せになるヒントや、
日々の気づきをお伝えします!

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