見出し画像

【中学受験#24】栄東中学受験〜合格発表(Season1)

いよいよ指導させてもらっている子たちから、吉報が届きはじめてほっとする。
我が子だけじゃないから、ドキドキが分散されている感じがする。

そんな中、我が子も埼玉受験からスタート。

「前受け」という言葉はどこか引っかかるけれど、距離的に通うことは難しいので、親の気持ちとしては模試っぽくなってしまう。

子どもたちにとっては、人生初めての受験でさすがにそわそわしていた。ましてや合格発表は、やっぱり緊張するものなのだろう。


湘南新宿ラインに手こずる

我が家は0歳児がいるので、父が受験校まで送ることに。

集合時間の10分前くらいでいいんじゃないの?
といういつも通りぎりぎりスケジュールで行くつもりだったが、たまたま駅に早く着いたので、一本早い電車に乗って出発。

新宿で湘南新宿ラインに乗り換えるが、乗り場がややこしい。
ホームを上がると「埼京線」と書いてあるから、
「あれ、向こうじゃない?」
と隣へ移動。

ホームに上がってから「逗子」行きは逆方向だと気づき、もう一度元のホームへ戻る。
さらに、湘南新宿ラインの目的地は「小金井」になっていて、本当にこれでいいのか? と不安がよぎる。
遅延が発生しているから、GoogleMapで調べても出てこない。

入試当日にやっているバタバタじゃない。
乗り慣れていない・・・というか初めて乗る電車は怖い。
東京の電車がわからないという人の気持ちがわかった気がした。

「2月入試はもっと早く出ような」
と早くも教訓を得る。

栄東中学到着

息子は電車好きなので、1時間半かかることもほとんどストレスではないらしい。
湘南新宿ラインに乗れること、埼玉に行けることがちょっと楽しそう。

「緊張する?」
って聞くと、
「そりゃあね」
とは言うけれど。

「本とか問題集とか読んだりしていてもいいよ」
「いや、外見るのが楽しいからいい」
なんだとか。

東大宮駅に着くと、事前にめちゃくちゃ混むと聞いていたほどでは全然ない。
まあ、かなりぎりぎりな時間だからなんだが。

受験生親子を数名見る程度。
駅でトレイに行くこともできたので、その小さな波にも乗らずに改札口を出る。

流れもなく、初めて行く学校のため場所もわからないので、GoogleMapを再度開きながら歩き出すと、
「栄東中学はこちらですよ」
と誘導の人に声をかけてもらう。

危うく真逆に進もうとしていた。
息子が一言、
「出鼻を挫かれたね」
いや、使い方違うから。あの人は、助けてくれたんだ。
失礼なことを言うな。

入り口で写真を撮れるくらい余裕だった。

そこでいってらっしゃい。
言葉を用意していなかったので、危うく
「がんばれ」
って言いそうになる。
ぐっとこらえていたら、中途半端な送り出しになってしまった。

ちゃんと言葉を考えておくことも、2月に向けた教訓。

父は仕事があるので、帰宅。
帰りは一人で帰ってくるらしい。
自立してるなー。
そしてマックを食べるのを楽しみにしているらしい。

でも、さすがに帰りの電車はぎゅうぎゅうの満員だったらしいから、ちょっとかわいそうだったなと反省。

合格発表

受験2日後に合格発表。

「みんなで見よう」
って言ったら、
「いや、だめ。まずはオレが見る」
と言い張る息子。

合格発表画面に誰がポチるかを議論していると、しれっと手を挙げる娘。
「じゃあ、あなたのときは、兄がポチっていい?」
と聞くと、微妙な顔して、手を下げていた。

当日は、朝からそわそわする息子。
0歳の妹に、
「今日、合格発表だよー」
と何度となく声をかけていたらしい。

初めてのことで、気持ちの置き所が難しいのだろう。

ちなみに、我が家の1月受験は1校だけなので、ここを落とすとホッとすることができない。

そんなこんなで発表の時間になる。
受験番号などは覚えている息子がさくさくと必要事項を入力する。

動画を構えて待機。
ポチッ。
「あれ、つながらないね・・・」

アクセスが集中していて、なかなかつながらない。
「しばらくしたらつながるんじゃない」
「もう一回やってみる」

ポチッ。
「あ、合格してる・・・」
「・・・」
シーン。
「リアクション、薄っ」

少しの間があってから、家族全員で、
「イェーイ、おめでとう!」
とハイタッチして終了。

とりあえず、人生最初の受験で、栄東中学東大クラス3年特待に合格をいただきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?