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【中学受験#23】あこがれるのをやめるとき(Season1)

10月以降の全模試結果と合格判定推移。
結果が伴ってきたからか、発する言葉が変わってきた。


「絶対受かるんだよ!」

ある日、
「国語の授業嫌だなー。つまんないんだよな」
とぼやく息子。

一度聞いてみたかった。
「塾の授業つまらないの?」
「いや、ちがうよ。学校の。塾なわけないじゃん」
「じゃあ、塾は?」
「おもしろいに決まってる」
「何が?」
「へぇーって思う。そういう解釈あるんだーって」

そこまで楽しんでいるとは知らなかった。
たんたんとしているし、そういう報告受けたことない。
聞いてみるもんだ。
嬉々として通うわけだ。

模試の結果にさほど一喜一憂しない息子だが、さすがにこの時期の模試の結果には顔が明るくなったり、しぶくなったりしている。

どちらの場合も親が言うことは同じで、可能性の芽を見つけて、そこを伸ばそうということだけ。

ただ、志望校も決まり、現実的にいつどこを受けるかもイメージしながら日々を過ごしているので、
「受かるかも」
「受からないかも」
「受かりたい」
が感情に入り混じる。

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