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Kaigi on Rails 2023 のデザイン #kaigionrails

2023年10月に開催された Kaigi on Rails 2023 というテックカンファレンスのデザインを担当させていただきました。この記事では、デザインの説明や当日の様子などをご紹介します。

この記事はフィヨルドブートキャンプのアドベントカレンダー2023 Part1の2日目の記事です。
フィヨルドブートキャンプ Part 1 Advent Calendar 2023
フィヨルドブートキャンプ Part 2 Advent Calendar 2023
Part1の1日目は、kyokucho1989 さんによる「ウホウホゴリラnpmをつくった。」でした。
Part2の1日目は、masuyama13 さんによる「Kaigi on Rails 2023 で同僚とモブプロしました」でした。


自己紹介

すぎえ こと @sugiwe と申します。
デザイナーという肩書きでロゴデザインやウェブ制作、その他様々なデザイン業務を行なっています。
2021年10月よりプログラミングスクールの フィヨルドブートキャンプ (以下、FBCと呼称)に入り、現在は仕事をしながらプログラミング学習を進めています。

参加のきっかけ

Kaigi on Rails 2023 お手伝いのきっかけは、上述したFBCでした。
当時、FBCのつながりで Fukuoka.rb のロゴを作ったり Fukuoka Rubyist Kaigi 03 のサイトを作ったりしていました。

左:Fukuoka.rbロゴ
右:Fukuoka Rubyist Kaigi 03 ウェブサイト

そんな折に、FBC先輩受講生であり 前回の Kaigi on Rails 2022 のデザインを担当されたksmさん から声をかけていただきました。
(Ruby関連のデザインやってるしFBCでRuby勉強してるし、おそらくRubyに興味のあるデザイナーなのであろう、ということで声をかけていただいて、色々やってて良かったな〜と思いました✨)

ロゴの紹介

前置きが長くなりましたが、まずはデザインの根幹となるロゴの紹介と、そのコンセプトについて軽く説明いたします。

ロゴの基本形
ロゴのバリエーション

このマークは、「Ruby」と「Ruby on Rails」の2つの要素を掛け合わせてできています。

Rubyにまつわるコミュニティ・カンファレンス等ではお馴染みの、宝石のRubyモチーフを用いながら、Kaigi on Rails という名前に表れているように特にRailsに特化したカンファレンスであるため、本家Railsのロゴからも着想を得てこのマークが生まれました。

宝石のルビーをモチーフにしたRuby関連ロゴの数々と、Ruby on Railsのロゴ

使用書体

書体は、デザイナーでなくとも資料等に使いやすいということでGoogle Fontsからチョイスするのが通例となっており、今回もGoogle Fontsの中から Barlow Semi Condensed を選びました。シンプルながらもちょっと可愛げがあり、気に入っています。

作ったもの(当日写真より)

上記でご紹介したロゴをベースに、当日はノベルティグッズやスクリーン表示用のデザイン、会場サインへの展開など、様々な用途にデザインを展開していきました。当日写真を元に、デザインさせていただいたものの紹介をしていきます。

今回はラブグラフの横江さん水瀬さんがフォトスポンサーとして当日の写真をたくさん撮ってくれました。良い感じの写真ばかりで本当に感謝…!

ロゴがドーンと表示されるとテンションが上がります🔥
作ったグッズたち
手にとってくれた皆さん、ありがとうございます
Tシャツ、シルクスクリーンで良い仕上がりでした☺️
ロゴのコンセプトを裏面のデザインに取り入れました
サイン関係
誘導パネルが記念撮影用パネルに変身し、大活躍でした
しゃべるチーフオーガナイザーの後ろ姿
(ここまでの当日写真全ての撮影:ラブグラフ

また、会期中に chobishiba さんが、なんとコードでロゴを再現してくださいました🥳 すごい!!!

一方その頃、僕は「生産者の声」をやってました。

Kaigi on Rails 2023を終えて(その1)

今年デザインを担当して、楽しくやりがいを持って色々と関わらせていただくことができました。
一方、反省点というか、もっとできたなと思うこともいくつかあります。
来年は一歩引いた形にはなりますが引き続きデザインまわりのお手伝いをできそうなので、今回の経験を活かして、来年さらにパワーアップしたカンファレンスにできるよう、デザイン面で貢献できたらと思っています💪

運営チームの皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!
(撮影:ラブグラフ

Kaigi on Rails 2023を終えて(その2)

冒頭で書いたように、僕はデザイナーとして仕事をしながらプログラミングを勉強しています。最近は、まさに Ruby on Rails の勉強をしており、Kaigi on Rails の発表は勉強になるものばかりでした。
しかし内容的に理解が追いつかないものも多く、来年はより発表自体も楽しめるように引き続き学習を頑張っていこうと気持ちを新たにしました。

FBC関係者の方にたくさん会えたのもめちゃくちゃ嬉しかったです!

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Ruby関連は勿論それ以外でもコミュニティ・カンファレンス・企業・団体・サービス・アプリなどなど、この中でロゴが必要なお客様がいらしたらおっしゃってください!あとポッドキャストロゴを作らせてくれる方も絶賛募集中です。
個人の方も企業の方もお気軽にどうぞ🫶

おまけ:作ったものリスト

チーム内のesaにまとめたものを公開用に少し整理したものですが、デザイナーとして作らせてもらったものをザザッと挙げていきます。
超羅列しているので見づらいかもしれませんが、オフライン・オンラインのカンファレンスをする時に大体こんなものを作っているのかーと知っていただけると幸いです。

  • ロゴ

    • スポンサーさんやその他希望者が使えるようにロゴキットも作成

  • 各種ヘッダー、アイコン関連

    • X(Twitter)、SUZURI、YouTube、DoorKeeper

      • サービスにより縦横比が違ったりするので注意

  • ウェブサイト

    • デザイン

      • Figmaで作成

    • ※コーディングはksmさんにやっていただきました。少しでも力になりたかったのですが力及ばず、めちゃくちゃお世話になりました…🙏

  • ノベルティ

    • 会場配布用

      • Tシャツ

        • 来場者、登壇者、スタッフの3種類

      • ステッカー

        • 2サイズ

      • A5クリアファイル

        • ステッカーを入れたりするのに便利

      • アクリルキーホルダー

        • マイブームだったので作れて良かったです

      • マイクロクリーナー

        • ステッカー代わりにMacに貼り、サッとホコリを拭けるので便利

    • SUZURI用

      • Tシャツ

      • パーカー

      • ステッカー

      • エコバッグ

      • ソックス

        • アンクルソックスのプリントが薄くなってしまった🙏

      • マスク

  • 当日会場まわり

    • 手持ちパネル

      • 円形にして、誘導用と写真撮影用にと大活躍でした✨

    • 会場サイン

      • 「空欄」のサインを多めに用意しておいて、現場で手書きできるようにしておくと便利

    • 属性シール

  • その他

    • スポンサーブース用のレイアウト図

    • 当日ライブ配信用の画面素材

      • 全発表の開始前画面と、発表中の画面

  • 作らなかったもの

    • ネームタグ

      • 今回、YOUTRUSTさんがネームタグを制作してくださいました。素敵なストラップと台紙を作っていただき、ありがとうございました!!

明日のアドカレ

明日のフィヨルドブートキャンプ アドベントカレンダーは以下の予定です。
Part1の3日目:すずかさん
Part2の3日目:niikzさん

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