6月9日、今日はパパの18回目の命日なりけり

え？18年？いや、18年て！ほんまに？

と、疑いたくなるくらいあっという間に月日が過ぎた。
あっという間だけど、これでもか！！！ってくらいいろんな出来事があった。いやありすぎた。

大変なこと、悲しいこと、悔しいこと、腹が立つこと、泣いたこと。
たくさん、たくさんあったけど。でもでも、過ぎてみれば全部が大切で。
それがあるからこそ、楽しい！嬉しい！幸せ！が何倍も何倍も大きくて。
結局、全部ひっくるめておもしろくなっていて。

6月9日がくるといつも、これまでを振り返っては「よくやったね」って自分を褒めてあげて。「守ってくれてありがとう」をパパに伝えます。

パパが生きていたら、来月には58歳に。
どんなふうに歳を重ねているのかな。どんな顔になっているんだろうってね、思うわけだけど。何も想像できなくて。

考えてみれば18年ってやっぱり長いよね。
あの頃のパパなんてスマホだって知らないし、神戸市北区にイオンモールができたことも知らない。リモートワークがあたりまえになったこともAmazonがすごく便利なことだって知らないもんね。

ママが車いすに乗って仕事したり車を運転したり、奈美ちゃんが今や作家になって大活躍していたり。良太が家を出てグループホームで暮らすようになったり。とんでもなくすごいことが起きているけど、それは空から見ていて知っているかな。

知っているだろうけど、奈美ちゃんが書いた本が原作になってうちの家族のことがドラマになったことにはビックリしたよね。

ビックリしたといえば、パパが錦戸亮さんになったこと。いや、なってないけど、錦戸亮さんがパパを演じてくれるってこと。似てるといえば似てると、私は思っているよ。ほんとほんと。

18年、いろんなことがあったけど、この1年は格別だったように思います。

何はともあれ、私はこの1年でまた病気しちゃったけど、でもまた復活したし。奈美ちゃん良太はますます元気で、ますます強く優しく健やかでいてくれるし。これまでパパが教えてくれたことがたくさんあること、そして今は近くで見守ってくれているからこそだと思ってます。

岸田家、ますます強く優しく健やかに。
これからも「おもしろく」生きてまいります！