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トラベルシャツケースは使える!

トラベルシャツケースを始めたキッカケ

HIROMI PARISでは少量ですが、メンズのラインもあります。メンズラインを始めたキッカケは、夫からのリクエスト。

まずリクエストされたのが、トラベルシャツケース。彼はシャツ好きで、旅行に持って行く時に、シワになったり、型崩れするのを避けたいとのこと。

何か考えてくれない?とお願いされて、

それならと試作品を作って、実際旅行で使ってもらい、商品化しました。今では大のお気に入りで、3パターン持っているほど。

「トラベルシャツケースは使える!」よ、ということで紹介したいと思います。

トラベルシャツケースはこうして生まれた

デザインは書類を入れる封筒から着想を得ました。

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*シャツを畳んだ状態でタテ、ヨコのサイズを決め、そしてシャツが4~5枚収納できる高さ(マチ部分)を設定する。

*生地はフランス産コットンキャンバスを選択。なぜなら型崩れを防ぐ為、ある程度の厚さが必要だったから。洗濯可能な耐久性のある生地だから。

*ケースの周りの始末はグログランテープを使ってパイピングする。

*ケースをどうやって留めるか? メンズ用なので、とにかく手軽な仕様にしたかった。マジックテープやボタンも試したけれど、最終的に一番便利なシルバーのマグネットボタンに決定。

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初代トラベルシャツケースが完成。その後、生地のバリエーションを増やしていきました。


改良版でより便利に

初代シャツケースから半年後に改良版を出すことになります。実際使ってみたら、シャツの出し入れがちょっと不便だな〜と感じたから。

そこで、改良版はケースの中心にファスナーを付け、シャツの出し入れをし易くしました。比翼仕立てなので、表からファスナーは見えずスッキリした印象。


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そして比翼部分にアクセントとしてトリコロールのコットンテープを付け、Made in Franceをさりげなく強調。

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イニシャル刺繍を施すパーソナライズサービス

もう一つ、改良版の目玉はイニシャル刺繍です。

ある日、刺繍専用ミシンが我がアトリエにやってきたんです。「やってきた」の表現はおかしいかな?実は義理母の知人からいただきました。

この方は刺繍が趣味で、長年色んな作品を作っていたのですが、ご高齢で、しかも目が不自由になられたんです。

「もう刺繍ミシンは使えない、これを使える人に譲りたい」ということで、私のところに回ってきました。しかも一年前に買い換えたばかりの最新型を。

刺繍専用ミシンって結構高いんですよね。こんな高価な物をもらってよいものかどうか。。。。でも、これも何かの縁だと思い、ありがたく使わせていただくことにしました。

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こうしてイニシャル刺繍を施すパーソナライズサービスが加わりました。


まとめ

HIROMI PARISのトラベルシャツケースが使えるわけは、

①4~5枚のシャツが型崩れなく収納できる。

②中央のファスナーがあるので、シャツの出し入れがしやすい。

③マグネットボタンで開閉が簡単である。

④イニシャル刺繍でパーソナライズできる。

⑤メンズ用ではあるが、実はユニセックスで使える。実際、夫婦でお使いになる方々もいますし、女性の方からのオーダーもあります。

この商品は注文を受けてから作るmade-to-orderです。春夏は少し明るい色を加える予定です。


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