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フランスから週末旅/Porte ポルト✈︎後編
フランスから週末旅/Porte ポルト✈︎前編の続きです。
最終日の3日目は少し天気が回復したので、ポルトから電車に乗ってAveiro/アヴェイロに行きました。
私たちのホテルから歩いて5分の所にあるEstacao São Bento/サン・ベント駅から出発です。
サン・ベント駅はとても魅力的な駅でした。
美しい駅とは聞いていたけど、見応えがありました。まるで美術館にいるみたいでしたよ。
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駅の構内は、アズレージョ(ポルトガルのタイル)で装飾されています。
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ここから電車で一時間くらいかけてAveiro/アヴェイロに向かいました。
途中、小さな町や田園風景を眺めながら、各駅停車の旅もなかなかよかった。
この辺りは古い家が多く、いまにも倒れそうな、中には廃墟になった家を幾つも
見かけました。
Aveiro/アヴェイロはリスボンとポルトの中間くらいにある港町です。
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上の写真は旧アヴェイロ駅で、現在は隣接する近代的な駅になっています。
駅から20分くらい、ドウトール・ロウレンソ・ペキシーニョ大通りを歩いて真っ直ぐ西に進みます。
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街を流れる運河を行き来するのは、モリセイロと呼ばれるカラフルな小船です。
モリセイロに乗って運河クルーズができます。50分くらいで10ユーロだったかな?
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ここに来るまではヴェニス運河みたいな所かなって想像してました。でも実際は小さな運河でした。
ちょっと想像とは違ったけど、黄や赤、ピンクなどの明るい色を施したアールヌーボー様式の建造物が立ち並んでいて、ポルトとはまた違った雰囲気で、のんびり散策できました。
ポルトに比べると観光客が少なく、割とがらんとしてましたね。まだシーズンオフなので、閉まっているお店も多かったです。
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左がアール・ヌーヴォー博物館です。
よく見ると、花や植物のモチーフ、曲線の組み合わせの装飾が施されていました。
まさにアール・ヌーヴォー建築。
通りの石畳には船や魚などの海に関するモチーフが描かれていました。
お腹がすいてきたので、レストランを探していると、鮮やかな黄色い壁のレストランFornalhaを見つけました。
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私達は旅に出ると観光客目当てではない、地元の美味しいレストラン探します。
今回もローカルフードがいただける、こじんまりとした穴場のレストランを見つけました。
店主の方がとっても気さくで、おまけにフランス語を少し話されるので、注文もスムーズで良かったです。
ポルトガルはフランス語が通じる場所が多いんですよね。
店内は落ち着いた雰囲気で、カップルや家族で食事するには良いレストランだと思います。
食べたかったスズキや鯛はメニューにはあるものの、残念ながらその日は無く、鱈とイカを選びました。
写真を撮るのを忘れたけど、アペリティフにいただいた地元のオリーブとパンが美味しかったですよ。
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付け合せはジャガイモと野菜炒め
新鮮な鱈が上質のオリーブオイルで焼かれ、上にのったオニオンとも相性が良く、満足の味でした。ジャガイモや野菜炒めも美味しかったですよ。
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付け合せは同じくジャガイモと野菜炒め
シンプルに焼いたイカ、焼き加減も良く、絶妙な味でした。
Fornalha
アドレス:Rua António dos Santos Lemos, nº1, 3800-105 Aveiro, Portugal
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散策途中でアヴェイロの名物お菓子を食べてみました。
手前のお菓子はOvos Moles/オヴォシュ・モーレシュ。
外側は日本の最中みたいで、中は激甘の卵黄クリームがたっぷり。
かなり濃厚なので、一個で十分です。私にはちょっと甘すぎました。
奥のお菓子はpasteis de tentugal/パステス・デ・テントゥガル。
薄い生地を何層にも重ねて、中は同じく卵黄クリームが。。。
皮がパリパリで、こっちの方が好みでした。
アヴェイロ散策の最後は塩田を見に行きました。
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アヴェイロの塩田を見てフランスのゲランドの塩田に行ったことを思い出しました。
アヴェイロの塩田はゲランドより少し規模が小さめです。
海水を塩田に引き、天日干しした海水の表面にできる大き目の塩の結晶を手作業で集める手法も同じでした。
アヴェイロの塩の小袋を買って帰りました。先日味見したら、なかなか美味しかったですよ。粒が大きめで、ゲランドの塩よりもミネラルが多めに感じました。
アヴェイロの中心部から西にCosta Nova/コスタ・ノヴァという魅力的な街があります。
今回は時間がなくて行けなかったので、次回の楽しみにとっておきます。
*
まだまだ紹介したいポルトの中心街や料理やお店の写真はありますが、旅行記はこの回で終わりにしたいと思います。
今回の旅で出会ったホテルやレストランやお店の方々、皆さん気さくで、親切で、とても楽しい週末旅を過ごすことができました。
特にホテルの朝食の準備をしてくらさっていた女性の方と親しくなりました。
彼女はフランス語が流暢で、彼女が作るパンやケーキが美味しく、毎朝の朝食の時間が本当に楽しみでした。
最後の朝に”さようなら”と言うはずが、私の口から出たのは”またね!”の言葉でした。
また数年後に!
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