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伝わる色・デザインについて考える💡〜📘「わかる!使える!デザイン」を読む

8/17(木)、公務員のコミュニティー・オンライン市役所の伝わる色・デザインについて考える自主ゼミ〉でデザインの本の要約を発表しました!

自主ゼミでデザインの本を読むのは、3冊目。
①📕「ノンデザイナーズ・デザインブック」
 (デザインの4原則)
②📗「なるほどデザイン」Chapter1

3冊目となる今回は、
自主ゼミメンバーから教えてもらった、
📘「わかる!使える!デザイン
Chapter1「人格」をデザインする
をみんなで読みました。

著者は、株式会社onehappy代表でアートディレクターをされている小杉幸一さんです。


伝えたい相手との関係性

前回読んだ「なるほどデザイン」では、
どんな人に・何を・なぜ・いつどこで伝えたい?
をデザインをする前に考えることを学びました💡

伝えたい相手や内容、どのように伝えるかも大事ですが、「わかる!使える!デザイン」Chapter1では、
デザインを通してコミュニケーションをする前に、伝えたい相手と「いい関係」がつくれているか
ということについて考えさせられました🤔

著者の小杉さんが学生時代にコンビニでアルバイトをしていたときに、女子高生がチョコのパッケージを見て「おっさんくさい!」と言ってその商品に見向きもしなかったエピソードを通して、
・商品は〈人〉として捉えられること
・商品とターゲットの関係性
に気づいたそうです。

同じことでもどんな人(どんな関係性の人)に言われるかで受け取り方がちがいますよね。
商品やサービス、企業もそうなんですね😲

「関係性の構築」こそがコミュニケーションをするうえでの大前提なのです。
(省略)
伝える内容をデザインしていく前に、「伝えてもらっていいよ」と相手が肯定してくれる関係性をきちんとデザインしなくてはならないのです。 コミュニケーションは、まずはここからがスタートです。

Chapter1 
伝えたい相手と「いい関係」をつくれていますか。より

商品やブランドを「人格」化 / 無意識編集者

私たちは、ふだん無意識に頭の中で企業やブランドを編集し、人格化しているそうです。
※本の中では、「無意識編集者」と呼ばれています。

本には携帯電話会社4社の例が出てましたが、
私も今日街に出てみて、カフェなど飲食店や洋服屋さんなどお店ごとにイメージがありました。
買い物をするときに商品を比較するときもイメージで選んでいることに気づきました。
若くて流行に敏感なスタイリッシュな女性とか上品で優しいマダムとか……そんな風に。
無意識に編集、人格化してたんですね〜。

「コミュニケーション人格」をつくる

では、伝えたい相手とコミュニケーションするには、どうすればいいのでしょうか?

ターゲットとの関係性を構築するための方法、それは「コミュニケーション人格」をつくることなんです。

Chapter1
商品やブランドを「人格」化して考えよう!より

デザインにも人格があるっておもしろいですよね!サービスや商品、企業がどんな〈人〉だったら伝えたい相手とコミュニケーションがとれるのかを考えて、ブレない「コミュニケーション人格」をつくることで、伝えたい相手も混乱しないし、チームやクライアントとの共有やアイデア出し、確認作業、決定もスムーズになるようです!

コミュニケーション人格の要素を絵にしました!

今までそれぞれの要素をなんとなく組み合わせていましたが、目や口など体の部位や見えない内側の性格などさまざまな要素がそれぞれ役割を持って一人の人をつくっているように、デザインも一つひとつの要素がはっきりとした役割を持ってデザイン全体をつくっていることを知りました。これからは要素が持つ役割をわかって活用したいです👍✨

〜自主ゼミの感想〜

今回Chapter1を3人で分担して要約を発表しました。
私はCanvaでスライドを作成しましたが、他の方はパワポだったり、グラレコだったり。使うツールもちがいましたが、人それぞれ写真や文字、イラスト、色、レイアウト、工夫した部分などがちがって、資料にその人らしさが出ていました。自分で本を読んだり、まとめたのとはちがって新鮮!
これがコミュニケーション人格のなせる技!?
みなさんの地域のご当地企業のコミュニケーション人格を考えたり、写真は「視点」の部分をカメラの話をしながら深めたり、同じ本を読み、みなさんと感想をシェアできて楽しかったです🎵

最後にポスターを題材に、どうしたらもっと伝わるデザインになるかを話し合いました!

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