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実録!ひろみん先生ちの勉強習慣レポ

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幼稚園年少さんから始める、楽しい家庭学習習慣。 著者(ひろみん先生)とその娘の家庭学習の奮闘や試行錯誤を綴ります。
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日本教育で足りないステップ

日本教育で足りないステップ

最近の娘は、おはじきに夢中です。
実はこれ、遊んでいるのではなく、数のお勉強をしています。

現在の日本教育の【足りないステップ】を補う作業です。

大人は当然のようにできるけど幼児には難しいことは意外と多いということを、最近になって痛感します。
その一つが、「数列」と「数量」の対応です。

我が家の娘ちゃんは、保育園での取り組みのおかげで、100までの数を数えることができます。
ですが、「数を数

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スピーカーを変えることのメリット

生活習慣が変わり、毎日取り組んでいたドリルをやる時間がとりにくくなった我が家。
それでも、なんだかんだ、毎日続けることができています。
それが可能になったのは、「先生を増やす」作戦でした。

取り組み当初、メインで教えていたのはわたしでした。
なんですが、どうしても家事や仕事で、時間帯によってはお付き合いできなかったのが悩みのタネ。
そこで我が家では、パパにもドリル補助をお願いするようにしました。

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「勉強って面白いやん!」というマインドセット

最近、遊ぶのと同じ感覚でドリルに取り組んでくれる娘。
この日は1時間半、机に向かっていました。
もはやドリルに付き合わないとぷりぷり怒っている姿に、頼もしささえ感じる今日この頃です。

子どもたちには、遊ぶように学んでほしいなっていつも思います。
本来、人間にとって「学ぶこと」は喜びだったはず。
勉強は面白くない!我慢してやらないといけない!って思っている人は、案外多い気がしています。

“スポー

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最初の課題、「筆圧」

近頃の娘は、机に向かうことに対して前のめりです。

✔️ 数字が4まで自分でかけるようになりました!(5と7と8と9は難しいそうです)
✔️ 枠線を意識して塗り絵できるようになりました!
✔️ 鉛筆の握り方が上手になりました!

一方で、母が密かに次の課題に据えているのは、「筆圧」です。

娘の鉛筆の持ち方は、本人的に、気を抜くとちょっとオリジナリティが出るようです。
中指と人差し指と揃えて、鉛筆

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習慣化へ向けた最初のハードルを超えた日

ドリル導入から早1ヶ月。
我が娘の取り組み姿勢に変化が現れました。
自分から「ドリルしたい!」と、ドリルを始めるようになったんです。

5月から、生活スタイルがガラリと変わった我が家。
4月までは比較的毎日取り組めていたドリルでしたが、5月からはお休み気味になっていました。
「また習慣を作りから始めないとなあ」
そんなことを考えていたある日、娘がドリルと筆箱を持ってきて、「ドリルしよ〜」と私を誘っ

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大事なのはリカバリーに意識を集中すること

毎日ドリル習慣の取り組みを始めて11日目。
ちょっとしたトラブルが起きました。
ドリルする時間が、どうしても取れなかったのです。
この日はお昼寝のタイミングが合わず、夕方の遅い時間まで寝てしまったため、その後のタイムスケジュールを考えてあえなく断念・・・という形になりました。

「毎日取り組もう!」
こう決めた時、一番気をつけないといけないのは、「連続記録が途切れた時」だと思っています。
毎日取り

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「むずかしいからできない、やらない」問題についての専門家の見解

娘の「むずかしい、できない、やらない」について、専門家の意見を聞いてみました。

こういう時は、やはり、無理にやらせないのがポイントなんだそうです。

先入観がない幼児がこういう言葉を発するのは、よほど興味がなかったり、やりたくない時。
こういう時は無理にやらせると嫌いになってしまうから、「飽きる前にすぐ辞める」のが大切だ、とおっしゃっていました。

親としてかんじるのは、ここで引くという選択を取

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鉛筆の上手さと学習の関係

ドリルの取り組みを始めて5日目になりました。
直面する問題も多いですが、少しずつ成果が出始めた部分もあります。

一番成長したのが、鉛筆の使い方と筆圧です。

ドリルに取り組み始めたころ、娘が描いた線はすごく薄く、ヒョロヒョロとした感じでした。
それが、鉛筆の持ち方を一緒に見直して、毎日机に向かい始めてから、鉛筆を持つことに少し慣れてきたのか、しっかりした線をひけるようになってきました。

そして

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「むずかしいからできない、やらない」問題

娘、塗り絵で鉛筆に慣れる作戦実施中。

そんな中、次の壁が見えてきました。
それは、「なぞることに苦手意識強すぎ」問題です。

鉛筆って、想像以上に扱いに慣れがいるツールのようです。これは3歳児のドリル学習を指導するまで盲点でした。
じゃあ、指でなぞる練習をしたらどうだろう?
そう考えて、鉛筆を横におき、指でなぞってもらうことにしました。

ですが、問題の根っこは思ったより深かった。
娘は指でなぞ

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そもそも、鉛筆って結構難しくない?

びっくり作戦でなんとかやる気回復した娘!

ですが、すぐに次の問題が発覚してしまいます。
それは…"鉛筆が苦手"ということでした。

わたしが最初に準備したのは、「かず」と「めいろ」のドリルでした。
かずの方は楽しく上手に取り組めるものの、どうしてもめいろがうまくできない!!

娘も自分が上手にできないのを自覚している様子で、やる前から「できないー」「むずかしいーー」と言って取り組もうとしません。

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幼児をやる気にさせる「びっくり作戦」!

指示を出しすぎるとプイッとなってしまう3歳児。
さて、どうするか?
ということで、試したのは、「びっくり作戦」です。

自分から取り組んだ時。いい取り組み方ができた時。
“褒める” 意識から、 “驚く” 意識に変えてみました。

すると、娘の反応が、わかりやすく変化しました。すごく「得意げ」になったんです(笑)

「え!すごい!!」「こんなんできるの!?」という反応をすると、娘はその反応を喜んだよ

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年少さんに勉強習慣をつけたい!最初の壁

我が家には3歳の娘がいます。
この春から、とうとう年少さんです。

これまでの我が家の教育は「絵本の読み聞かせ」が中心でした。
その心は…日本語了解力を鍛えたかったから。
この取り組みは今後も継続していくとして、そろそろ鉛筆の練習もはじめていきたい!

ということで、ドリルを導入することにしました。

小さな子どもの勉強習慣は、保護者の働きかけが100%といっても過言ではありません。いかに机に向か

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