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0148 息子の成長

先日息子に泣かされました。

息子の優しさに泣いた。

息子の成長に感動した。

そんなこと言ってくれるなんて。

時々息子は私を泣かす。

前も泣かされたんだ。

嬉しくて泣いたんだ。

息子は私の喜ぶポイントと
泣くポイントを知っている。

(パパ?聞こえる?)

その日は、
娘が足が痛いと病院をハシゴした日。

1軒目はパパと。
2軒目は私と。

私は思うように仕事も進まず、
病院の付き添いも色々疲れていた。

初めての病院だったから、
その近くの調剤薬局も初めてで、
新しいところって色々書いたり時間がかかるから
帰り道にあるいつもの調剤薬局に寄って
そこでお薬はもらうことにした。

んだけど、
なんとそのいつも行く調剤薬局には在庫がなくて。

ひとまず家で用事もあったから帰ることにした。

他の調剤薬局いくつかに問い合わせて
また取りに行くことになった。

これも疲れた原因だよね〜。
隣の調剤薬局に初めから言っておけばよかったよぉ
というのは学びということで。

そんで、
帰ってからご飯の支度をしていたら

お昼寝から起きた娘がなかなかの
不機嫌で。

あれ食べさせろー!
これじゃやだ〜!
と大声で泣くわけですよ。
いや、喚くわけですよ。

娘は声がほんっと大きい。
娘も疲れてたんだろうね。

だけど、それにも
そっか〜嫌だよね〜
だけどまだこれ食べられないよ〜
まだ早いのよ〜

って努めて冷静に対処するようにしてた。

で、これなら食べてもいいかってのがあったから
食べさせてて、
その横で洗い物してたら
なんだか急に虚しくなっちゃって。

なーんか、
わたしなにやってんだろって思って。

その前に、娘が背中痒い〜とか
耳かいて〜とかにも対応していて、
その間に夫に
「ご飯炊いてくれる?」ってお願いしたんだけど
動いてくれなかったことにイラッとしてたのもある。

お願いしたことに対して、
動いてくれないこともあるってことは
理解してるんだけど
どうもそのときは腹たっちゃったのよね。

で、洗い物しながら
「あーむりだ!やめた!
今日もうご飯作るのやめる!
だめだ!イライラするわ!
ごめん!作んない!」

って宣言して
中途半端に切ってたもの片付けて
火にかけてたお味噌汁止めて
洗面所でケータイ見てサボってたの。

そしたら息子がなんだか動き出して
部屋の自分のもの片付けたりしたあとに
私のところに寄ってきて

「まま〜?ご飯つくんないの〜?」って
言ってくるの。

「うん、ごめんね、なんか無理だわ。
ちょっと待って。
まだお腹空いてないしょ?
ちょっと休憩させて」
と伝えて、
「あとぎゅーさせて」と言って
ぎゅーっとさせてもらいました。

そしたら
ほんと不思議なもんで、
気持ちが落ち着いてきて。

「あーごめんね、
もうちょっとしたら作るね。
ありがとね、息子来てくれなかったら
晩御飯はお味噌の味がしないお味噌汁と
ご飯だけになるところだったよ」

と言うと
息子から驚きの発言が飛び出したのですよ。


「がんばったね」


「え?なんで?」って聞いたら

「だってイライラしてるのに
味噌汁途中まで作ったんでしょ?
頑張ったね」って。



えーーーーーーーーーーーーー!?
そんなこと言える〜〜〜???

何歳?何年生?
人生何回目???


ちょっともうすき〜〜〜〜!!!


泣いたよね。

なんてこと言ってくれるんだこの子はと思った。

これが、「あるに目を向ける」
「できたことに目を向ける」ということだよねって
教えてもらいました。

本当に子どもから教わることって多い。


だけどこれも、
息子が自分でお味噌汁を作ることができて、
お味噌汁の作り方を知っているから
言ってくれたことなのかなぁとも思った。

お野菜を切って、お出汁入れて、
柔らかく煮えてから、お味噌をとく。

その工程を知っていて、
しかもお野菜を用意するところが
時間がかかるところだってわかっているから
そう言ってくれたのかな〜
なんて思ったり。
ここは想像だけど。

ほんといい息子や。
私から生まれたんか?ほんとに。

日によっては、
まだ赤ちゃんみたいに
ふんがふんが泣いてる日もあるし
怒ってる日もあるし、
なんなん!?って思うこともあるけど
それでも
イライラしているママのところに来てくれて
優しい言葉かけてくれて
褒めてくれて、やる気にさせてくれるって。

すごいな。
ありがとよう息子。

それで、
息子の言葉を聞いて泣いた私ですよ。
それを見て息子、
後でパパに報告してました。

「パパ〜ママ泣いてたよ〜」って。

そこからの、パパからのフォローはなし!!

ええええええ!!!!

こういうときは、
こう言ってほしいのだよと
また伝える機会が増えましたな。

はい、以上が息子の成長でございました。

それではまた明日!

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