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川上りえ アートプロジェクト 「フラット アンド ダイナミズム 2023」公開制作はじまりました!


 

7月1日(土)、川上りえさんのアートプロジェクトがモエレ沼公園カラマツ林で始動しました!
その名も「フラット アンド ダイナミズム 2023

このプロジェクトのお話を聞いたとき、壮大すぎて言葉が出ませんでした。だって林にあるカラマツは約1,000本。その幹すべてに水平な線を引いていくんです。それも人力で!
でもなんだかワクワクしてきました。完成されたものを見たいのはもちろんですが、その過程も気になります。少しずつ林に広がる青いチョークの帯…ということで公開制作に加わることにしました。(毎日出られないのは残念だけど)


初日は、海の噴水を取り囲むように植えられているカラマツの幹に水平な線を引くため、測量から始まりました。

幹に水平をとる
建築家の伊達昌広さん 
カラマツの幹にチョークで印を付けます

建築家の伊達昌広さんがチームで測量してくださいました。


私たちはその後、白いチョークの印に青いマスキングテープを貼っていきます。
そして青いマスキングテープの下に青いチョークを塗布します。
1日目の様子


そして今日3日(月)は、建築家の伊達昌広さんがbisenの学生さんを連れてきてくださいました。


測量中

今日も測量から始まりました。
bisenの皆さんは、青いチョークをカラマツに塗布する作業もしてくださいました。

川上りえさんと談笑中


糸を張る人、印をつける人と三人1組で作業をしていきます。
風が心地よく外での仕事が楽しい。
噴水も2回も見ることができたし、何より3人とも水平をとるのが楽しくなってきました!!
だって一直線に揃うと気持ちいいよね!どんどん揃っていく…。


ほら、だんだん見えてきた!!



作品って、作品と初対面での感想と、ちょっとだけでもプロセスから関わって完成した作品を観るのとでは違うんですよね、何かが。
それは思い入れなのか、愛着なのか…いや、ほんのちょっとだけ作家の考えていたことや気持ちに近づけたような、作品の理解が少しだけ深まったような気になるんです。


外で何かをするには良い季節になってきました。
私たちもこの3日間で着ているものがどんどん夏らしくなってきました(笑)。
これからが札幌のよい季節です。
作品が完成してから見るのも素敵!
その前に自分が制作に加わっちゃうのも素敵!
この夏、ここでしかできない体験です。


明日4日(火)と5日(水)は制作はお休みなります。
6日からまた再開、ラストスパートでカラマツの幹に青いチョークを塗布します。
9日には、ワークショップが開催されてどなたでもこの体験ができます。

ワークショップに参加ご希望の方はこちらから


完成までみんなで制作に携わります!!
見かけたら気軽に声をかけてください。
私も徐々に仕上がっていくのが楽しみです!


写真/inagaki megumi・MATSUBA・はせがわ、文/はせがわ





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