自分のうたを。

歌を歌うってなんだろうな、って
最近ちょっと考えます。

歌を歌うのが大好きで、
誰かの歌を歌っているだけじゃ物足りなくなって
どうせ歌うなら、
自分の言葉で、自分の想いを歌いたい、と思って
歌い始めた自分のうた。

自分の言葉、自分のメロディを口にしたら、
独り言じゃ寂しくて、
誰かに聴いて欲しくなって、
ライブハウスで歌いはじめました。

でも、私のうたを聴いてくれる人ができて
思ったの。
私はこのうたを誰のために作ったんだろう？
私はこの言葉を誰に届けたいんだろう？
このうたを聴いてくれる人たちに
どんな気持ちになってもらいたいんだろう？
どんなことを感じて欲しいんだろう？
ちゃんと考えた？
って。

自分のうたなんだから、
自分の想いを自由に好きなように
歌っていいような気もするし、
それだけじゃいけないような気もする。

最近は、新しい歌を作るとき、
お客さんの顔が自然と浮かんだりします。
ここの歌詞、どんな風に伝わるかな？
感じ取ってくれるかな？
こういうの好きかな？

自分のうたなんだから、
自分の想いだけを自由に好きなように
歌っていいような気もするし、
それだけじゃいけないような気もするから。