視覚情報と味覚情報のバグ ~視覚が最強五感なの?~
充実のマフィンライフの終わり。
年末に冷凍でいただいた、オーガニック&ヴィーガン&グルテンフリーのマフィンを食べきりました。
どれもメチャ美味だったんですが、色が及ぼす心理的影響力ってスゴいな~というお話を。
こちら、ビーツで色味を付けた「マフィン・サレ」。つまり塩味の、おかずマフィンなんです。
文字情報としては分かっているのに、ピンクがどうしても大好きなクランベリーとの連想のほうが強くって、食べて最初の感想が「甘くない」でした。
人間の五感による知覚情報の8割は「視覚」だそうですが、視覚情報と味覚情報の不一致に、脳がバグを起こしているような状態に。 「ピンクは甘い」という認識が、覆されてしまったわけですね。
視覚の影響力、スゴイなぁ。
と思うとともに、視覚に頼りすぎていて、他の知覚が押さえつけられているようにも感じます。
ここまで書いて、ふと思い出したこと。
以前、「南の島と聞いて、まず何を思い浮かべる?」と聞かれて、私は「陽にジリジリ焼ける肌の感覚」と答えて、珍しがられたことがありました。大概の人は視覚情報に関係すること、つまり「青い海、青い空」を思うそう。私は視覚より、触覚優位だと。人によっては「さざ波」とか、聴覚優位の方もいるんでしょうね。
その時の解説にほほう!と思ったのが、私は他人より「体感」しないと納得しない人、ということ。ふだん、理詰めで納得する頭デッカチのようでいて、いざ動くのって本当に腹落ちしたときだけ。
書いてみると当たり前のようですが、コレ、本当にそうで。やらないと不利益になると理屈では分かっていることでも、自分でもどうにもならないぐらい動けないんですよね。脂汗流しながら、「やれー!」って自分に命令しても。
なので、自分の感覚を拠り所にしたほうがいいんだろうな~と思うのですが、カウンセリング仲間からは私は「直感をあてにしないほうがいいタイプ」と言われたりして。むむむ、どうすればいいのやら。
あれ、直感と体感は違うから、別に迷う必要もないのか。なんにせよ、想像に頼らず、いろいろ体験してみるのがいいってことですかね。(強引にまとめてみました)
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