それで良いのだバカボンのパパなのだ?

昨日アムステルダムに用事があってちょこっと行った。で、ついでに私の大好きな日本のお店ユニクロに行きました。そこでなんと、バカボンのTシャツに遭遇！それもセールでなんとたったの2ユーロ９０セント（300円強？）もうめちゃくちゃ嬉しくって孫とおそろいで買いました。

私はバカボンのお話が大好きで、以前映画を見て嬉しくなり過ぎてちょっとの間、そうなのだ、それでいいのだ、それは良くないのだとのだのだとバカボン言葉が中々抜けなかった時があった。

オランダは昨日から雨がちょくちょく降り始めて、気温が徐々に下がってきている。と言っても今日も30度を超え31度だったけど以前の37度とかと比べたらまだましだ。連日の猛暑で塩をかけられたなめくじのようにとろけていた私は一度でも気温が下がってくれたら嬉しい。

”もうこのぐれえでこらえてやっておくんなせえ”と”広島の昭和のやくざではないが、心から私は思っていた。うちのティーンエイジャーのピチピチの可愛い娘が”こんなにもう暑いのいや！”と駄々をこねて言うのはまだ可愛いが、もうすぐ55が来るおばさんの私が言っても可愛くもなんともない。なんだって良いから早う気温下がってケロだ。

神様は私のそうした懇願を聞いて下さった。あ～嬉しい。リビングの温度計も28度まであったけど徐々に下がって今やっと２６，５度まで下がった。天気予報によると来週は22度ぐらいまで気温が下がるそうで、それでいいのだ、大歓迎なのだ。

とにかく、みんな高温になれてなくて用事が出来ない。頭も体も動かない。病気にならないようにするのが精一杯。真面目な人はみんなそう言っている。切り替えがうまい人たちはもう開き直って何にもしないで堂々とだれてる。毎日ビーチに行ったりボートあそびしたりごはんも作らずピザのデリバリーとか。

私もこの何もできない状態にかなり焦ったが、出来ない自分を許してあげる事にした。その内涼しくなったらまたやる、それでいい位に思う努力をしている。努力をしないとそう思えなくて自分を責めてしまうのが少し悲しい。

暑い国に住んでいるとなかなか色々はかどらないのはこういう事なのねと学んだ。

人生こうであるべきをする事で苦しくなることが多いので、なんでもいいよこの際。どうにかなると、こうであるべきを辞めたらみんな生きやすくなるね。そうなのだ、それでいいのだ、バカボンのパパなのだ。

あ～連日の暑さで脳みそまでいかれてしまって、せっかく気温が下がってきたというのに自分が何を言っているかもわからなくなってきた。もう寝ます。おやすみなさいませ。