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#16 花|Hana【アートモデル】


【第16回目ゲスト】
花|Hana                                            
福島県会津若松出身。アートモデル。 
忙しいママのためにzoomでレッスンが受けられる親子ラフターヨガやシニア向けの肩こり、腰痛改善のストレッチ、体幹トレーニング、産後のお母さん向けの骨盤矯正のストレッチやトレーニング、美容と健康に特化したjazz danceレッスンなど様々に活動。    

過去には、ダンサーとして新国立劇場で4日間に渡り上演された「CAN’T STOP DANCIN’ 2018」で森公美子、湖月わたる(元宝塚歌劇団男役トップスター)と共演。 TBS「健康カプセル!ゲンキの時間」で元宝塚歌劇団の楓沙樹とTV出演。プロダンサーのヒップアップ法でモデル出演。個人レッスンにて宝塚音楽学校へ合格者を輩出。

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【H…Hiromi / H…花|Hana】

▪️H.自己紹介をお願いします!

H.現在25歳で元々はダンサーをしています。
今は3年程アートモデルをしています。
20歳からダンスを教え、舞台に立たせてもらったり、テレビに呼んでもらったりしました。
よろしくお願いします!

▪️H.よろしくお願いします!
さっそくなんですが、アートモデルって
どんなことをされるのですか?

H.アートモデルって身体に絵を描いて写真を撮ってもらうのが一般的にイメージされやすいのですが、私の場合まだやったことがなくて、女性特有の曲線美を芸術的に美しく表現して撮影するって形をしています。

▪️H.自分の身体が作品になるって凄いですね。

H.身体には気を遣っていて、骨盤の形で体型も変わってしまうので日々調整をしています。ダンスをやっていた時に知識がついているので、日頃から身体のチェックをして歪みを治していて、自重エクササイズを日頃やっています。

▪️H.そうなんですね!ダンスはいつからやっているのですか?

H.小学2年の頃からモダンバレエを始めて、
小学6年生で辞めました。そこから中学生の時に新体操部に入りました。高校から上京して、音楽学校に入学して、そこでは、ジャズやクラシックバレエ、タップダンス、コンテンポラリーなど色々習いましたし、学校以外にもレッスンを受けに行ってました。

▪️H.色んなダンスをされていたのですね!
そこから、どうしてアートモデルをやってみようと思ったのですか?

H.ダンスを復帰した時にアーティスト写真を撮る必要があって、カメラマンさんのスタジオに行った時がありました。そこにカメラマンさんの作品が飾ってあって、とても素敵だったのです。その時に「よかったら撮ってみる?」と声をかけてもらって、初対面だったのですが、撮ってもらいました。最初から服を脱いで、徐々に服を着ていくって感じでした(笑)

▪️H.服を脱ぐことは躊躇なくできたのですか?

H.人前で服を脱ぐことは抵抗あるのですが、
そのカメラマンさんが多く作品を撮られている方だったので安心して撮っていただきました。
脱いでも下品にならないように気をつけています。表情1つでエロっぽくなったり芸術にいったりで振り幅が大きいです。撮影をして自分のコンセプトと違うと思ったら世の中に出さないですし、自分がいいと思ったものを出しています。

▪️H.なるほど。花さんらしい作品ってどんな作品ですか?

H.明るい色を使った、ほわほわした感じのものですかね!

▪️H.たしかに、花さんの作品は可愛らしさを感じます!作品の指示は自分からしているのですか?

H.スタジオについたらカメラマンと、どのように撮りたいかの打ち合わせをしています。その時に小道具やメイクの話もして、撮影の時のポージングは全部、自分任せてもらっています。自由にやらせてもらって、表情を作っていく中で気持ちが入り勝手に涙が出てくることもありました。 
その時の雰囲気や感情で即興でやっています。

▪️H.気持ちの入り具合が凄いですね!元々、お芝居などをされた経験があるのですか?

H.高校が音楽学校だったのでお芝居もやっていたのですが、ずっと男の子の役でした(笑)

▪️H.ギャップありますね!(笑)
今後、こんな作品を作りたいなどありますか?

H.身体に絵を描いていただいて写真を撮りたいですし、「女体書道」っていう女性の身体に書道を書くのもやっていただきたいです。

▪️H.「女体書道」を初めて知りました。 
なんでやってみようと思ったんですか?

H.たまたまテレビで見かけて、自分がやっていることと重なると思ってすぐ調べました!SNSから女体書道をやられている方にご連絡させていただき、お返事もいただきました。

▪️H.人に書くって新鮮ですね!作品の一部になっていくってどんな感覚何ですか?

H.とっても幸せです!元々、西洋画が好きな小学生だったんですね。小学校がキリスト系の学校で聖書や教会があり、西洋画も飾ってありました。自分もこうなりたいってずっと思っていました。ただ大人になるにつれて体型も変化していくじゃないですか。その時に自分は日本人なんだとギャップを感じました。そこから知識をつけて、筋肉をつけてアート作品になっていきました。

▪️H.西洋画の魅力は何だったんですか?

H.天国みたいと思いました。ちょうどその頃、ダンスの方で気持ちが落ちていた時で、
好きで踊っていたダンスがお母さんに評価してもらうために踊るようになっていました。
その時に聖書や西洋画を見て、その世界観がとても素敵でこういうところに行ってみたいと思っていました。

▪️H.”作品を描く”側ではなくて、”作品になる”って面白いですね。それにアートモデルって身体が資本じゃないですか!体型維持はどうされているのですか?

H.体型維持は、ごはんは抜かないようにしてて3食食べるようにしています。多い時は4食、5食の時もあります。以前ダイエットをしていた時に自分がストイックと感じた出来事なのですが、摂食障害になってしまって、食べるのが怖くなってしまいました。自分は追い込むタイプとわかって、食事のことは考えないようにして食べたい時に食べる、楽しんで食べることを意識しています。その代わり、運動は絶対するようにしています。筋トレもただ回数を速くやるのではなくて、インナーマッスルを鍛えるためにゆっくりやるようにしています。脂肪燃焼しやすくなりますし、食事が終わって身体が重くなった時、筋肉がつきやすくなるのでその時を狙って、ごはんを食べたらゆっくり動くようにしています。

▪️H.しっかり食べて、しっかり動かれているのですね。それに普段はお母さんでもありますよね?

H.3歳の子供のお母さんですね。21歳で子どもが宿って、22歳で出産しました。

▪️H.アートモデルは産後から始められたのですか?

H.産んでからアートモデルは始めました。
でも、体型が変わってしまったので、産む前にもやってみたかったです。子どもが大きかったので骨盤も開いてしまいました。胸や腰回りなど色々変わりましたね。出産の後は骨盤をギシギシと開いてしまったので頑張って戻しました!産んだ後は骨盤が開きっぱなしで、お尻も大きくなってしまうのでベルトはよくつけていました。また、
夫が理学療法士の為、妊娠中も産後も骨盤の歪みを逐一チェックしてくれていました。

▪️H.そうなんですね!女性の身体の変化を感じますね。今後はこのままアートモデルをやるのか、派生して新しいことをやっていくのか、
どう考えられているのですか?

H.50歳くらいまで撮ってもらいたいなと思っています。一度子どもと脱いで撮っているので子どもが18歳もしくは20歳になったら、また一緒に撮れたらいいなと思っています。子どもが20歳の時には自分は42歳なので、そこまでは頑張りたいなと思います。

▪️H.なるほど!花さんのアートモデルを頑張り続ける原動力は何なんですか。

H.海外で個展をしたいからだと思います。
元々、海外が好きで憧れがありました。
それに海外の方がアートモデルを受け入れてくれやすいと思います。日本人の素晴らしさや芸術性を広めていけたらと思っています。
それに、妹が5カ国語話せられるので、通訳は頼もうと思います(笑)

▪️H.妹さん凄いですね!妹さんも芸術関係のことをされているのですか?

H.妹は勉強の方ですね。ずっと小さい頃からやってきたことは同じだったのですが、妹は文学が好きで言葉を覚えるのも早くて。聖徳太子みたいに色んな人から話されてもすぐインプットして、言われたことを忘れないですね。

実は、私の「odorutameni_umareta」というIDも妹がつけてくれました。私がダンスをずっと続けていたからかと思ったのですが、「お姉ちゃんは、周りの人の目や考え、気持ちを凄く意識して落ち込んだり、考えすぎたりするでしょ?そうじゃなくてさ、自分の人生なんだからもっと楽に考えていいんじゃない?人生をダンスするように楽しんで生きないと。」というメッセージが込められていました。

妹は私と違って楽観的で、沢山の人と関わる事が好きな子です。そんな正反対な性格なので、気付かされる事が多いです。

▪️H.妹さんも素敵な方ですね。それに、お話をしていて、花さんの独特の価値観はどこから来たのですか?

H.両親2人ともだと思いますが、
父親が「やってみて失敗して覚えろ」ってタイプで、母親が元々会社を起こしていた人で、良い時と悪い時の差が激しくて、そこから「失敗もありだよね」っていう考え方になっていきました。アートモデルを始めようとした時もまずは母親に相談をして、背中を押してもらいました。

ただ、母親は厳しい人ではあって、私が学生時代の時も体育の授業はダンスのために怪我や日焼けが良くないから、見学にさせているような人でした(笑)

▪️H.そうだったんですね!花さんの場合、みんなが当たり前にやってきたこととまた違うことをされてきていますよね?それが個性というか。

H.そうですね。なので小さい時から何を考えているのかわからないって言われていましたね。
兄妹の中でも1人浮いていますね。

▪️H.何人兄妹なんですか?

H.4人ですね。お兄ちゃん、お姉ちゃんがいて、私が3番目で、下に妹がいます。それぞれできることが全く違うタイプですね。

▪️H.なるほど。花さんの今の考え方に影響した人や本、作品などはありますか?

H.元々、母親が過保護な人でした。シングルマザーで4人の子供を育て、会社を経営していた母は波瀾万丈な人生を歩んでいました。子供達には安全で失敗や辛い経験をしないよう守ってくれていました。その為、自転車に乗らせてくれない、お付き合いもダメで、母の愛情に反抗をしていました。ある時、母親から離れた時にいろんな人からの言葉や行動に気づきや影響を受け
「もっと自由になっていいんだ。色々経験して失敗していいんだ」と考えが変わりました。

▪️H.だからこそ今の花さんがあるのですね。
今後、個展もそうですが、どうなっていきたいってありますか?

H.私のようなジャンルはなかなかいないと思うので色んなところで活躍したいですね。
ちょうど企業からのPV撮影の依頼があって、公の場でも使っていただけたらと思います。子どもが産まれることで自分の人生を諦めてしまったお母さんにも、勇気や元気を与えられたらなと思います。

▪️H.お子さんがいながらチャレンジしているのが凄いですよね。

H.ありがとうございます。男性からの応援の声はあるのですが、肌を人様の前で見せているからなのか、女性からの声は少なくて、より受け入れられるアートになれたらと思います。沢山の人に知ってもらえるようにがんばります。そのために、最近はレストランやバー、美容室など人の目につくところに置かせてもらえないか回っています。

▪️H.そうなんですね!もし花さんの作品がほしいと思ったらオンラインでも買えますか?

H.はい!Instagramのプロフィールのところにアートショップというところがあって、そこから買えます!

▪️H.作品も見させていただきますね。
今日はお時間ありがとうございました!

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