自分の人生を愛せない理由を増やさない〜人の気持ちを察する前に自分に優しく、嫌な事を自分にさせない〜

自分を愛するということ、自分を大切にすること。
何となく分かるけど、なかなか難しいと感じるかもしれません。

それらはこれといった正解があるわけではなく、心地よければ正解。

愛する人にどう接して欲しいのか、と考えると分かりやすいと思います。

嫌な事をしろ、無理して何かをしろ、気分が乗らない位でやりたくないなんて甘えるな、みんな辛いんだから、みんなやっているのだから、好きなことばかりしていたら生きていけないぞ、もっと頑張れと、愛する人に言われたら悲しいですよね。

好きな事をしてたらいいよ、無理しないで、気分乗らないこともあるよね、甘えていいよ、あなたが辛いなら頑張らなくていいよ、みんなやっていてもあなたが嫌ならやらなくていい、好きなことしてたらいいよ、ずっと一緒にいるよ、だからどんなことも何とかなるよ、頑張らなくていい、もう嫌なことはやらなくていいよ。

そんな風に言ってもらえたら、それだけで気持ちがむくむく明るくなると思います。誰かにそう言ってもらるだけで、自分の人生はこれでいいんだと思えるのではないでしょうか。

人生は良い時もあれば、私ってダメだなぁと思うような時期もあります。
どちらに良いも悪いもなく、本当は全てがうまくいっていて、どれもうまくいく流れのプロセスの１つに過ぎません。

しかし、渦中にいればやっぱり辛くて苦しい。
そして「私ってダメだなぁ、もっと頑張らないと」と思うものです。

しかし、頑張っていない人はいません。
どんな人でも懸命に生きて、毎日をこなそうとしています。

もしも外からはそう見えない人だとしても、私は愚かだと思うような生き方をしていたとしても、内側にはその人にしか分からない葛藤と苦しみがある。

あなたを大切に思う人は、どんな時もあなたにきっと「優しい言葉」をかけてくれます。

あなたの日々の努めを見ているからこそ、どれほどあなたが自分の人生に向き合ってきたかを知っているからこそ、それ以上、頑張らせたりしない。

人に優しい言葉をかけられる人は、ただただ甘やかしているわけではなく、心の苦しみは誰にでもあることを知っているから、「頑張れ」など気安く言えないのです。

毎日毎日、あなたは自分の人生をより良くするために懸命に生きているのです。

嫌なことややりたくない事を強いる必要はありません。嫌なこと、やりたくない事がいっぱいでは自分の人生や自分の事を愛せません。

あなたがあなたの人生を愛せない理由を自ら増やさなくていいのです。

あなたはあなたの心の葛藤や苦しみを1番よく知っています。
あなたはあなたの1番身近にいて、それを見てきた人です。

どれほどの苦しみと葛藤があったのか。
人の心など察する必要はありません、自分の心を察してあげてください。

ムチなんて打たなくていい。
もっと気楽に生きてもうまくいきます。
その方がうまくいきます。

あなたがどれほど毎日頑張っているのか、認めてあげてください。
あなたの人生を愛せるものに出来るのはあなたしかいないのです。