言葉を分けたら、ゆたかさが増えた。
ある日のことを書こうと思う。仕事のことで落ち込んでいる人がいた。わたしが大事にしている言葉をLINEで届けた。
「大事な言葉なのに、共有してくれてありがとう。」と言われた。不思議な感覚だった。大好きな言葉だからこそ、たくさんの人に知ってほしいと思った。
それからしばらく考えた。言葉に限らず、大事にしているものや大切な人を自分だけの檻に閉じ込めてしまうことはもったいないことだと思った。
奪うばかりの人でなく、貰うばかりの人でなく、贈ることのできる人でありたい。自分にとって愛すべきものは自分の中で溜め込むのではなく、積極的に人に分けていこう。
大事な言葉を人に届けたら、たくさんの学びの種をもらった。お裾分けしたつもりが、ゆたかさが増えてかえってきた。実りの時期が今から楽しみだ。
普段の自分ならしないことに、サポートの費用は使いたいと思います。新しい選択肢があると、人生に大きな余白が生まれる気がします。