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第3子誕生!

もう1週間以上前になりますが、先日妻が第3子を無事に出産しました。今回は男の子です。(上の双子は2人とも女の子)

出産は双子のときと同じで帝王切開でした。今回も37週めでの出産。双子のときは大学病院でしたが、今回は個人の産院での出産でした。

忘れないうちに出産の日の様子を書き残しておきたいと思います。

1. 出産当日の様子

帝王切開の手術は午後からでした。そのため、妻は当日の朝から産院へ向かい、僕は手術開始1時間前までには病室へきておいてくださいということでした。

前回は切迫早産で3ヶ月間入院しっぱなし、点滴つなぎっぱなし(これがめちゃくちゃきつかったそうです)だったので、当日になってから産院へ入るのは妻も僕も新鮮な感じでした。

双子は保育園に預けさせてもらって出産後に迎えに行くというスケジュール。双子を保育園に預けてから僕が妻を産院に送って行ってもよかったのですが、いつも家を出るのがのんびりな双子。あまり時間を気にしたくなかったので妻の両親に朝一で迎えにきてもらい、先に妻を産院まで送ってもらうことになりました。

朝いきなりおじいちゃんおばあちゃんが家にきてびっくりしたのか、テンションが上がる双子。無事ママと別れることができるか少し心配でしたが、意外と大丈夫なようで「ばいばーい」と言ってすんなり見送っていました。

そしてあとはいつも通りのんびり準備して保育園へ。

双子を保育園に送ったあと、僕は行ったん家に帰っていつも通りのタスクをこなします。流しに出しっぱなしになっている食器を食洗機に並べてスイッチを押し、洗濯が終わった服を洗濯機から取り出して乾燥機へ放り込みます。そして部屋に散らかった子どもたちのおもちゃを片付け、掃除機をかけます。

そのあとは何も手につかない感じで、ツイッターをみたりネットサーフィンしたりして過ごし、お昼前に前日のご飯の残り物を適当に食べました。

そして予定より少しだけ早く家を出て、産院に向かいました。

事前に妻から聞いていた病室に入ると、妻は点滴をしているところでした。これまでの処置の様子や朝の双子の様子などを妻から聞いたり、双子の様子を話したりしながら帝王切開の手術の時間がくるのを待ちます。

途中で点滴の針がうまく血管に入っていなくて手が腫れてしまうなどのトラブルがあって(妻は血管が細く点滴の針をさすのが難しいようです)スタッフの方もバタバタしている姿をみて僕はビビっていました。しかし妻は前回3ヶ月も点滴をし続けていたので慣れたものみたいです。

なんとか別のスタッフが呼ばれて点滴の針をさしなおし、残りの時間を過ごしました。その後、麻酔科の先生の到着が少し遅れるとの連絡がありやきもきしましたが、やがて時間になると妻は手術室へ運ばれていきました。

前回の大学病院のときは、病室から手術室まで一緒に大移動して僕は手術室前で待っていましたが、今回は手術室はすぐそこ。妻を見送ったあと、僕は病室で待機することになりました。

あとは先生たちに任せるのみです。

待ち時間があることはわかっていたので本も持ってきていたのですが、少し読んでも内容が全然頭に入ってこなかったのですぐに諦めました。結局スマホをいじって時間が過ぎていきました。かなりボーッとしていましたね。

2. ついに産まれた!

妻が手術室に運ばれていってから50分ぐらいたったころ、病室のドアがノックされると、スタッフに抱っこされて赤ちゃんが病室にやってきました。

無事に産まれたようです。

「おめでとうございます。2464gの男の子です」

「抱っこしていいですよ。写真撮りましょうか?」

そう言われて産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしてスマホで写真を撮ってもらいます。

(おお!めっちゃ軽い。双子のときも最初はこんな感じだったなあ。)

出生体重は双子のときとほぼ同じぐらい。あのときは保育器越しに初対面したあと、すぐに検査のためNICUへ運ばれて行った双子。今回は抱っこでの対面になりましたが、前回と同じで感動よりもまずは無事に産まれてきたことにホッとしていました。

抱っこして写真をとってもらうとまた赤ちゃんは外に運ばれていきました。

赤ちゃんは無事に産まれましたが、まだ半分。

あとは妻のお腹を閉じる手術が残っています。僕が赤ちゃんと対面している間も進行中だったと思いますが、こちらも無事に終わるのを待つばかりです。

そして待つこと30分ぐらい。次は先生が病室に入ってきました。

「赤ちゃん、ちょっとちっちゃかったね。出血は2、300ぐらいでたいしたことなかったよ(双子のときは出血が多かったので)。もうすぐ戻ってくるからね」

おお、なんか問題なく終わったっぽい。

僕が「ありがとうございます」とお礼を言うと先生は出ていき、しばらくすると妻が病室に運ばれてきました。意識もあるようです。

僕はいったん病室の外に出され、機器等のセッティングが終わるまで廊下で待たされます。

帝王切開の手術が終わったばかりなので妻はボロボロ。なんとか会話はできますが、手には力が入らないようでスマホすら持つことができません。

30分おきに体温、血圧などのチェックが入ります。前回ほどではないにせよ、ちょっと血圧が高いみたいですが問題はなさそうです。

3回目のチェックが終わるころ、術後は麻酔で動かなかった足も少しだけ動くようになってきたみたい。麻酔がきれてきたのか少し痛みが出てきたようです。

「痛み止めでしのいで耐えるしかないね」

そんな話をしていると、病室に赤ちゃんが運ばれてきました。

僕「かわいいねえ」

妻「うん、本当にかわいいね」

僕「今回もここまでよくがんばったね。本当にお疲れさまでした」

妻「こちらこそ、双子のお世話大変だったね。お疲れさまでした」

これからも大変なのは変わりありませんがとりあえず一区切り。ひとまずお互いの頑張りを称え合いました。

30分ぐらい妻と赤ちゃんと病室で過ごしました。

そろそろ保育園に双子を迎えにいく時間なので赤ちゃんを預け、僕は退室します。

3. 双子を迎えに

保育園に双子を迎えにいくと、2人とも遊びに夢中でまだ帰りたくない様子です。

「赤ちゃん生まれたよー!」と言ってスマホで撮った写真を見せると最初に次女がやってきました。

保育園の先生曰く、次女は「今日赤ちゃん生まれるんだよー」と友達や先生に言いまわっていたみたいです。

赤ちゃんの写真を見ると次女は「赤ちゃんに会いたい」とひとこと。「まだね、ママ体が痛くて寝てるから、病院の先生が会いにきてもいいよーって言ってから会いにいこうね」

長女もやってくると「長女ちゃんはママに会いたい」と言っています。長女はどちらかというとママっこなのでちょっと心配していましたがやはりきました。さっき次女にしたのと同じ説明をします。

すると長女は「ママに会いたいー」と言ってその場で泣いてしまいました。

保育園の先生たちが気をつかってくださり、長女をなだめたり靴下と靴を履かせようとしてくれますが、「いや!パパが(やって)!!」と言って取り合ってくれません。とりあえず僕が長女の靴下と靴をはかせて抱っこで車まで連れていきます。

次女も長女を元気づけようとしてくれているのか、いつにもましてひょうきんに長女に話しかけてくれています。車に乗るとなんとか気を取り直したようでいつも通り次女とおしゃべりを始める長女。なんとか大丈夫そうかな。というかグッジョブ次女。さすが我が家のムードメーカー。

いつもより少し帰りが遅くなったのと僕も気を張って疲れてしまったので、帰りはお弁当を買って帰ります。

帰ってからはのんびりとご飯を食べてのんびりお風呂に入ってできるだけ穏やかに過ごそうと心がけました。

寝る前に長女が少しだけ「ママに会いたい」と言って少しまた泣きましたが、すっと抱き寄せると落ち着いた様子。双子に挟まれてそのまま就寝です。

たぶん双子を寝かしつけるよりも早く僕が眠りに落ちていきました。

4. さいごに

双子のときは2年間育休をとりましたが、今回は1年間育休をとる予定です。育休は子どもが誕生してからでないと取れませんが、出産間近になる3月の初めから有給を使って仕事を休んでいます。

出産後に育休に切り替えて合計1年間、仕事はおやすみしてまた妻と一緒に0歳児(とまもなく4歳になる双子)の育児に専念したいと思います。

前回も出産前から1週間程度休みをとって育休に切り替えましたが、今回は前回以上に事前に休んでよかったと思っています。僕が家事育児の負担をすべて請け負うことで妊娠後期の妻はかなり自由に過ごすことができました。双子がいるので完全にとはいきませんが、動きたいときに動いて休みたいときに休むことができたと思います。

今回、妻は双子を気にせず赤ちゃんとゆっくり過ごしたいと希望していました。そのため妻と赤ちゃんはしばらく実家で過ごし、その間こちらでは僕と双子の3人生活です。

双子のときは出産直後から全部2人で助け合ってなんとかやってきましたが、今回はお互いがそれぞれ別の道でがんばるかたちになります。

まあ、そういうのもありかなと思いつつ、妻と赤ちゃんが家に戻ってくるのを楽しみに日々双子との生活を続けています。(妻の実家は近いので頻繁に会いにはいくんですけどね)

長文におつき合いいただき、ありがとうございました。


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