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【忘れる前に】hirokutsu"Semiliquid Ladder"について

お久しぶりです。hirokutsuです。

えっと、あいも変わらず制作はしているのですが、ここからは忘れないうちに過去の曲の事を、覚えている限り書いていこうと思っています。
歳を取ってしまって、無駄に歴だけ長い僕ですが、そろそろ物忘れもひどくなり(笑)、記憶が確かな時に書いておこうと、残しておこうと決断しました。

余談ですが、この辺の曲を久々に聴いた瞬間に違和感を感じました。
”低音が思ったより聞こえてこない。”

これは!??と思い、耳鼻咽喉科の親しくさせて頂いている先生の元へ。
聞こえの検査をかなり精密にしてもらったところ、一言
「加齢です」

(泣)

いやー、本当にこんなに聴こえ方が変わっちゃうとは思わなかったです。
それ以降、制作のPC環境は、内蔵イコライザーの低音部が持ち上がる事になったのは言うまでもありません。

あ、それから、もちろん新曲が出来た際には、解説なども書いていきますので、ご安心ください。

出来たら過去曲解説なんて、シリーズ化ってな感じもいいかもしれませんね。
でも飽きちゃうかもしれないし、続かないかもしれないので、とりあえず単発で過去曲の一番古い曲から行ってみます。

"Semiloquid Ladder"は、90年代の終わりの頃の曲だと思います。

当時のシステムはWindowsのPCにAcidと言うソフトを入れて使ってたと思います。
と、思い出せるのは、この曲のほとんどがサンプルで出来ているからなんです。

コードは多分自分で弾いて(4小節くらいのループ)入れてます。
これは当時使っていたシンセの音ですが、どの機材だったかはもう覚えていません(すみません)。エフェクターをある程度かませて、良く聞くと分かりますが、アタックの音の後に2拍後(かな??)に右にディレイ音が聞こえると思います。

その他は現在の様なオンラインのサンプル屋さんが無かった頃に、苦労してダウンロード、あるいは高いお金で買ったサンプルを使っているんですね。
イントロから聞こえる音階があるパーカッションの様な音や、ベース音、0:44あたりから始まるシーケンス音などは全て、買ったり集めたりしたサンプルです。

あとポワポワした感じの、キーが合ってるか分かんない様な音が0:08あたりに入ってくると思います。
これは覚えている限り、Roland SH-101で作ったものです。モノラルのシンセサイザーの名器でして、実は2番目に買ったシンセサイザーがこの機種でした。ずっと持ち続けていたわけではないのですが、先輩が持っているのを使わせてもらって、録りました。
アルペジエーターを使ったか、シーケンサーを使ったかは覚えていませんが、結構当時としては長いサンプルを録った覚えがあります。
今聞くと2小節分のフレーズサンプリングに聞こえます。

パートでの作った順番は、覚えている限りだと、ベース→リズム→鍵盤(コード)→SH-101の順番だったと思います。

今思うと、あまり作り方、変わってない(笑)。

便利になって、サンプルが無限にWebShopに置いてあったり、ダウンロードが速くなったり、ファイルの互換性が気にしなくて良くなったりっていう事はあったにしろ、ほんとに変わってませんねー。(笑)

0:15くらいに入ってくるクローズドハイハットの音はわざとタイミングをずらして入れています。これは打ち込みだったと思いますが、変な所に置きました。
当時、変拍子の音楽も良く聴いていて、その影響もあったのだと記憶しています。
基本的な4拍子の音楽に、変拍子のサンプルを繰り返して入れてみたら、どうなるかな??と思って入れてみました。

と言う訳で、サブスクの中だと一番古いデータの曲である、"Semiliquid Ladder"のお話でした。リンク集こちらをクリックしてみて下さいね。

Songwhip

BIG UP!


お好きな音楽サービスにて、聴いてみて下さいネ。

ではまた!


サポートありがとうございます。 現在は有料の記事を書いていませんので、お気軽に読んでくださいね。 思った事、聞いてみたい事なども色々書いてみてくださいね。