思索倶楽部「アイリス」のご案内
とにかく忙しい現代社会、心に余裕がない日々。たまには何かについてゆっくり、じっくり考える時間も必要ではないでしょうか?
会社や家庭では目の前のことに振り回され、毎日決まったことの繰り返しで、知的好奇心を刺激したい、新しい物の見方を手に入れたい。
そんな人たちのために(私も含めて)、思索倶楽部というものをつくってみました。
このグループは、仕事や生活の質を高めていきたいと考えているオトナたちが交流を愉しむ場です。イメージは、イギリスで生まれたコーヒー・ハウスの現代版のようなものです。参加者が悩みや知恵を持ち寄り、新しい希望が生まれる、未来志向の大人の群棲地を目指しています。
20代~40代でビジネスや人生の転機にある方はもちろん、主婦や学生、シニアの方など自分軸をアップデートしたい方ならどなたでも参加可能です。
興味のある方はFBグループに登録してみて下さい。
https://fb.me/g/p_CFVmYBWVPfTYeRuX/eP8lM4hw
【思索】
そもそも、思索ってどういう意味か、お分かりですか?
「思」は囟+心に分けられます。
囟は、泉門。幼児の頭蓋骨の前と後ろにあり、骨が固まる前の未縫合部分で、細い隙間が開いており、心臓の動きとともに動きます。つまり脳と心臓のつながったイメージを「思」という字に託したのかもしれません。
「思」を脳の働きから見ようとするのは、西洋医学思想の影響です。古典時代の中国では、思考の働きを心臓としており、「思」と「心」はセットなのです。
一方、「索」の篆文は、縄をなう形です。
上部は、縄の結びはじめのところで、そこより縒りはじめるのです。
つまり「思索」というは、身体全体の中にある「思考の素」を外にとり出して、あれこれ筋道を立てながら考えていくプロセスと言えます。
別の見方をしますね。
「考える」ことを時間軸と空間軸での広がりで考えていくと、
こんな感じになると思います。
思考→思索→思想→哲学
思考は、点で集まる
思索は、線で流れる
思想は、面で広がる
哲学は、間に浸透する
そんなイメージがあります。
また、
思考:スケッチ
思索:糸
思想:布
哲学:着物
と表現出来るのかもしれません。
中島みゆきの「糸」には、
縦の糸はあなた
横の糸は私
逢うべき糸に
出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます
とあります。糸のような「思索」で、あなたは、どんな仕合わせを作っていきましょうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?