![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134521516/rectangle_large_type_2_1ac7336522b2ad1eb100622598bfe91b.jpeg?width=800)
恩人、武田鉄矢:長女菜見子さんの誕生日 in LIVE A FOCUS
LIVE A FOCUS異聞
子供の頃から、自分はあきらめの良い男だと思っていた。
あきらめでなければ、断念が早いと言うべきか。
あきらめなければいけない事、断念しなければならない事。
多くの人にとって、いや界(KAI:かい)にとって、
それは生活や人生の中で、今でも日常茶飯事
どころか日常茶番事だ。
ところが仕事となると、虚仮の一念のように突き詰める。
わらの手もわらの眼も、ライフワークだからだ。
この記事は「恩人、武田鉄矢」 の後日譚。
![](https://assets.st-note.com/img/1710914549617-wuImNIL9mj.png?width=800)
結局、図書館で借りた本に、期待した記述はなかった。
谷村新司の初期の本には、絶版も少なくなかった。
古書のサイトも検索した。国立国会図書館に登録までした。
結局のところメルカリに行き着いた。
そして、見つけた。昭和53年7月30日初版発行。
谷村新司著「何処へ(いずこへ)」。
小1時間前に届いた。
![](https://assets.st-note.com/img/1710914933264-LFrcaoNPhj.png)
目次の二番目に、待っていたかのような「菜見子」の文字を見つけた。
月並みだが、はやる心でページをめくる。
![](https://assets.st-note.com/img/1710915283855-TbvPHryZLC.png?width=800)
焦って文字を追う。行を追う。
次のページに、それはあった。
![](https://assets.st-note.com/img/1711168391157-oIFVLsSAxq.jpg?width=800)
武田鉄矢の長女、菜見子さんは和暦昭和52年、
西暦1977年4月22日、午前11時18分に誕生した。
これで間違いなく、界が武田鉄矢に出会ったのは、
長女菜見子さんの誕生直前だと判明した。
生まれる我が子のために回天の志を胸に秘め、
何が何でも這い上がってやるの必死さを界は感じた。
その必死さに感動した原因と理由が、ようやく明らかになった。
約50年前、心の片隅に食い込んだ種子が、ようやく芽吹いた。
よくぞ朽ち果てず、命長らえてくれた。
しばらくして、言いようのない感動が襲ってきた。
菜見子さんの誕生年月日が確定したからではない。
どこの世界に友人とは言え、その娘の誕生日を時間分まで覚えている、
そんな男がいるだろうか・・・。
以上「恩人、武田鉄矢:菜見子さんの誕生日」
![](https://assets.st-note.com/img/1716882520787-5KI8aPcVol.jpg?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?