原題A Malady of Magicks
クレイグ・ショー・ガードナー/冬川亘・訳/ハヤカワ文庫(小説)
魔術師エベネザム3部作の1作目。
コメディー。ジャケ買い。
無人島に1冊だけ本を持って行けるとしたら?みたいな質問の答えは「これかなあ〜?」と思っているぐらい大好きな作品(はっきりとは決められていない)。
話しながら韻を踏むことでどんどん強くなっていく悪魔、『ドラゴン語会話集』、呪われた棍棒、呪われた廊下、野球、金の***を産み出すニワトリ、それなりの偉大さを持つ聖人、死の売人…。
こんな言葉にグッと来たら楽しめるはず。
各章(短い)の冒頭には魔術師エベネザムの著作からの引用が載っており、それが毎回タメになるのでひとつ引用しておこう。
2作目のタイトルは『魔術師エベネザムと詩を詠む悪魔』。早く探そ。