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「どんな自分もOK」と思えない私の、自分を動かす方法


「どんな自分もOK」という
フレーズが流行っています。

これって、
「自分の存在にOK」
であって、
「行動にOK」ではない


と私は考えます。

ダラダラ過ごしてしまった自分、でOK?



たとえば、
お正月休みに「〇〇」すると決めた

のに、できなかった
自分はOK?

私なら、嫌です。




▷ STEP1「行動」と「存在」を分けて考える




まず、「行動」と「存在」を
分けて考えます。

やると決めたことができなかった自分
(行動)は、OKではない。

でもいつだって、
「自分が今ここにいること」
(存在)は、OK。
それは揺るがない。




▷STEP2 俯瞰して眺める





黒い自分(嫌な自分/この場合は
ダラダラしてしまう自分)

の中にいては、
苦しいだけ。

いったん、そこから抜け出して、
(抜け出す=俯瞰する)

(俯瞰する=言語化する
今の自分の悩みを
言葉にすれば、いったん俯瞰できる。)

俯瞰して、
黒い自分を眺めてみる。

そこで、
「いい」「悪い」
をジャッジせず、

ダラダラしている自分がいるなぁ〜
と眺める感じ。

※「良い/悪い」「正しい/間違い」ではなく、
「そうありたいか/ありたくないか」で考えるのがポイント。

▷ 「変えよう」とするから、自己否定が起こる




ここで、いきなり
「黒から白に変わる」を目指さない。

黒を白に変えようとするから、
「やってみたけど、また黒になった」
「白にはなれなかった」
と自己否定が起きる。

それよりも

▷STEP3 「割合」を少しずつ増やす




黒を白に変える
のではなく、

「白の割合を少しずつ増やす」感じ。

黒の方が強いので、
ちょっと白いインクを落としたぐらいでは、
変化はわかりにくいかもしれない。

でも、
「黒い自分」にしがみつかず、
(どうせ私はこういうタイプだから、
こういう気質だから、と逃げ込まず)

「白=なりたくても諦めていた自分」
でいる時間を少しずつ増やしていく。




▷「黒い自分」をいきなりゼロにしなくていい



人間なんだから、
怒ったり、イライラしたり、
ダラダラしたり、
わかっていてもできなかったり、
する。

するんだから、それを
「ダメ」と否定せず、

少しずつ、
「白=なりたくても諦めていた自分」
が増えていけばそれでいい。


自分の世界にすぐ逃げ込んで、家族と過ごすのが苦手な私の場合


私は、仕事や自分のやりたいことを、やりたい!という気持ちが強く、
家族とゆっくり過ごす〜という項目を後回しにしがち。

お正月休みも、
「原稿書きたい」「新しいコンテンツ作りたい」「仕事したい」あれこれあれこれが先行してしまい、

「子どもやパートナーや、親や義理の親たちと過ごす時間を大切にしなきゃ」と頭ではわかってはいるものの、

つい自分の部屋に閉じこもって作業、みたいなことになってしまいます。

でも、そんな自分でOK!とは思わない。(OK出したらあかんやろ)

結局、今年のお正月休みも、こもって原稿書いたり、外に書きにいったり、する時間が多かったのですが、

それでも、家族とお出かけもしたし、大掃除もしたし、実の親や姉家族にも会ったし、義実家にも行ったし、

去年の今頃よりは、少しだけでも「白=こうでありたいけれど、諦めていた自分」の割合が少しでも増えたような気がしています。



こうやって、
「こんな自分ではダメなんじゃないか」と悩むこと、

そのこと自体が、もうなんというか、
人として尊いというか、
向上心があり、
もっと良くなりたいと
諦めずに自分を信じている、
ということだと思うのです。

ダラダラ言い訳している自分にOK〜!
ではなくて、

「変わりたいと思ってもがいている自分、がんばってるな」
だと思うのです。

黒の自分にOKを出すんじゃなくって、
黒と白の間で、もがいている自分を肯定する。

俯瞰的にみる、とはそういうこと。



今日1日
白いインクをぽたっと落とす。

それで、1週間後、
1年後、どれだけ白に近づくだろう。

白インクを1滴落としたぐらいでは、
変化は目には見えない。

だから白インクを無かったことに
して、
ずっと黒にしがみついている自分と、

1週間後、1年後、10年後、
どれだけ違いがあるだろう。



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