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もんだいは「小さく分ける」と解決する


毎日、いろんな方のご相談に乗っていると、
「問題を小さく分ける」だけで解決することがたくさんあるな、と実感しています。


「売上」を小さく分けてみよう


たとえば、
「売上を上げたい」。

「売上」という言葉が大きすぎるので、
漠然としすぎて
何をどうしたらいいか、
全くわかりません。

そこでまず、
「言葉を小さく分ける」。

「売上」とは、

「客数」✖︎「客単価」✖︎「リピート率」です。
(この公式で1日の売上や1ヶ月、1年など、わかりやすい単位で考えてみてください)



「客数」
「客単価」
「リピート率」

今、自分(自社)が一番
問題なのは、
この3つのうちどれか。

調べれば簡単にわかります。
(この「調べる」という行為をスッ飛ばしてずっと頭の中だけで
悩み続けている人も多い)

たとえば、
「客数」がいちばん問題なのだとすれば、

次に、
「客数」を小さく分けます。

「客数」とは、

「新規顧客」+「既存顧客」である。
(「既存顧客」をさらに小さく分けることもできます)

「新規」と「既存」どちらを増やす必要がある?
と調べると、

「新規」が増えていないことが分かったとする。

ここまで分けてみると、

「売上を上げたい」という漠然とした思いが、

「新規顧客を増やす」という
具体的な目標に変わります。




さらに小さく分けていくと、

「新規顧客」を分けると……
「増やす」を具体的に数字にすると…

とやっていくと

「8月までに、
紹介で、
150名の
新規顧客を
増やすためのキャンペーンをしよう」

というように、
やることが明確になってきます。




これは、ビジネスだけではなく、
プライベートな悩みでも全部同じ。


「子育て」が「つらい」を小さく分ける





「子育てがつらい」も
「自分を好きになれない」も

「子育て」
「自分」
「つらい」
「すきになれない」

など

大きすぎる言葉を、
小さく分けていけば、
問題が明確になり

いま、何をすればいいかが
見えてきます。


もちろん、
人間の行動も感情も、
そんなにパキッと単純に分けることなんて
できないもの。

それでも、「小さく分ける」を覚えておくと、
頭の中が整理できて、
今やることがクリアになってきます。

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