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文章が上手い人は、もう一人の自分と会話している



文章を書くのが得意な人は、
「自分を俯瞰的に見られる人」。

イメージ的には、
もう一人の自分が
天井から自分を見ているような感じ。

書く時は、もう一人の自分と会話する。



もう一人の自分は、いわば「読者」。
その人に話しかけるように書くと、
「書こう」という意識が薄れ、
話すように書けるようになる。

「うん、うん」
「なるほど〜」
と相槌を打ちながら書くと、気分がいい。

「そうなんだ、それで?」
「どうなったの?」
と合いの手を売れながら書くと、
話が展開しやすくなる。

もう一人の自分は、
書き手の自分とは違い、

そのことについてよく知らなかったり、
まだ興味がなかったりする。

そういう人に対して、
何を、
どんな順番で
どんな言葉で話せば伝わるのか?
を意識しながら書くと、

わかりやすい文章になる。

書いた後は、もう一人の自分がツッコミを入れる



「何カッコつけてんの?」
「コレで本当にわかるの?」
「いや、それはあんたの話やん」
「その言葉は、仲間内しか知らないよう」
「そんなやつ、おらんやろー」
「知らんがなー」

自分が主観的に書いた文章を、
客観的なもう一人の自分が
ズバズバと突っ込んでいく。

「間を置く」と客観視できる



慣れれば、書きながら、突っ込んでけるけど、
慣れるまでは、「間を置く」ことがおすすめ。

☑ 時間を置く
一晩寝かせるほど時間がないなら、
トイレに行く、お茶を飲む、でもOK。

☑ デバイスを変える
スマホで書いたらPCで、
PCで書いたらタブレットで、
など、「見る媒体」が変わると
一気に「自分じゃない人が書いた文章」に見える。



多くの文章が、
主観的であるあまり、

自分にしかわからないことや
自分にしか興味のないことを

自分にしかわからない言葉で
書きがち。

「もう一人の自分」を発動させて、
ツッコんでみよう。

伝わり方が変わるから。





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