食物連鎖のスイッチ
くろぬりを終えた田んぼに、いよいよ水が入ります。
↓こちらの続きです
私たちの田んぼでは、畦の補修を終えたら、2月までに田んぼに水を張り終えます。
なぜ??!!
この時期に田んぼに水を張るの?
みなさんは、冬期湛水不耕起移植栽培って知っていますか?
たけしくんが岩澤伸夫先生から学んだ栽培法で、うちの田んぼのベースになっている考えです。
冬に水を張り、耕さないで、無農薬で、無肥料で、さらに雑草がでないという素晴らしい方法です。
なぜそのような結果になるのか…?
それにはすべて、生きものたちが関係しています。
この時期、田んぼに水が入ることで、私たちの目に見えなかった世界から、目に見える世界へと…
生きものたちが動き出します。
元気よくぴょんぴょん飛び跳ねながら、有機物を分解するトビムシ
この季節の雨を合図に、アカガエルがもりもり産んだ卵、
孵ったばかりのちいさなちいさなおたまじゃくし、
レッドリストに登録されているトウキョウサンショウウオの卵…
田んぼの住人たちは
日を追うごとに増えていきます。
私たちが田んぼに水を入れることは、食物連鎖のスイッチを入れること。
食物連鎖の要はカエルです!
私たちの田んぼに興味をお持ちの方に
この時期にぜひ来て欲しい!
今月の講座の日程は、2/24(月)・25(火)・28(金)・29(土)です。
実際に田んぼに来て講座を受けていただいた人は、府に落ち方が全然違います!
◎講座の詳細はこちら
↓2/15・16の講座の様子です↓
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