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よい間取り

映画を借りてきて見ることが割と多いです。何かしらの配信系に加入した方がいいのかもしれないなぁとも思いつつ、DVDの背表紙を一つずつチェックし『これはどうかな』と探すのがなんとなくレコ探しと似ているというか、そういうのが好きなのです。ということで昨日も借りてきたのでした。で、借りたのは2つ。ひとつはアルパチーノが出ている『セルピコ』、もうひとうはトレインスポッティングの原作の人の作品で『アシッドハウス』。アシッドハウスの方はR指定付きでした。少し前にやはりR指定の付いたタランティーノの『マチェーテ』を見たらものすごいズバズバでひぇー!となったので(なにしろナタですからね)アシッドハウスもかなり身構えましたが、身構えるどころかかなりヘコヘコでウケました。とてもよいヘコヘコ感です。ちなみにマチェーテはズバズバだけどズバズバ意外はかなりとぼけててウケる系です。

で、『セルピコ』ですがこちらは警察の汚職のお話、実話のようでした。内容はネタバレになるので割愛しますが、主人公のセルピコのお部屋がとてもよかったのですよ。引越しのシーンがあってまだ何も入っていない状態のお部屋も見れて、家具の配置でこうなるんだなーとかなり注目しながら見入ってしまいました。ちなみに記憶を辿るとこんな間取りです。


古いワンルームのアパートメントです。エントランスから少し階段を降りて入る感じだったのでおそらく半地下まではいかないけれど少し低めの部屋なのだと思いますが、ベランダというか庭が広く取ってあってなんかとてもいい感じです。キッチンにある戸から庭へ出入りできて朝この庭のテーブルでコーヒーを飲んでいるのがすごく羨ましいというか、やりたい!
部屋の壁は白の塗りっぱなしで、作り付けの棚もいっぱいあって、キッチンはオープンになっているし小さな丸テーブルはかわいいし、モコモコのおとなしい大型犬がウロウロしていて水槽に魚がいて、そして何がいいかってオウムがいる!このオウムがまたおとなしくて一緒に豆とか食べてくれてかわいいというか楽しいというか、
なにしろ部屋の一角におとなしいオウムがむ〜んとたたずんでいる部屋なんてうらやましすぎる。あんなオウムが部屋にいたら面白いに決まってるよな!ただいまって帰ってきたら部屋の奥にオウムがむ〜んといるなんて面白いよな、しかもあんなにおとなしくてとぼけたオウムだもんな、いいなオウムは、オウムはいいなぁ〜

って、間取りがよかったというよりも、実はオウムがよかったということなのかもしれませんね…


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ヒロコフォンビールタイムシアター6『大衆酒場山城屋』

是非是非見て見て!

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