ジェスチャーゲームと夜の発表会
我が家では、寝る前に家族3人でジェスチャーゲームをしている。例えば、動物や食べ物などテーマを決めてやっているのだが、結構盛り上がる。それから、息子の療育で、①お辞儀をして自分の名前を名乗る②自分の気持ちを皆の前で発表する という練習を真似て、今日1番楽しかったことを発表し合っている。「今日は、お外遊びが楽しかったです」や、ときに「楽しかったことはありませんでした。最悪な日だった」と発表してくる息子に、一体今日何があったのかと突っ込んだり、家族間でコミュニケーションもとれるし、息子の気持ちを伝える練習にもなり、一石二鳥だ。
昨日は6歳の誕生日が控えている息子に、プレゼントのリクエストをきくと、息子「かっこいいお洋服が欲しい」私「え?どんなの?何色?」息子「水色のやつ」私「??何かでみたの?」息子「ちがう。パパが持ってる 4さいのときに」私「パパー!どれだろう!持ってきてみてー」夫「これ?(なんだか嬉しそう…)」息子「違うょぉー」
夫と息子と何度かのやり取りのあと、息子が絵を描いてみると言った。
すごいぞ息子よ!きみは絵を描くのがとても苦手だ!しかし、伝えたい気持ちが勝っている!その思いにこたえたい!どれどれとホワイトボードをのぞくと・・・・・
全然分からなーい😭なんだろー😭
長方形の中にいっぱいの点々が書いてある。せっかく息子が頑張って描いたものを分かってあげられなかったらやばい。分かり合えた嬉しさや達成感を感じてもらいたい。ちらりと主人を見ると真剣に考えている様子。きっと私と同じ気持ちだ。私たちはまるで借り物競争をしているかのように、次から次へと息子のもとへ服を持っていく 笑 ちがう、ちがう、と息子も諦めかけている。
結末はあっけなくやってきた。私が、「もう、4歳のときだから、パパの服、捨てちゃったかもねー!写真に残ってないかなー」と言ったら、息子がハッと何かに気づき、リビングに飾ってある写真を持ってきて、息子「これだよ、これ」とスーツ姿で写った主人の首元を指差していた。息子、いや、私たちがずっと追い求めていたもの、それは、ネクタイだった💦(ちなみに水色のドット柄)
喜びと達成感を本当に味わったのは私達の方となった。そして息子は、これがネクタイというものだということを知った。