言葉豊かな暮らしを
「言葉が出ません」というご相談が、1歳半2歳健診では1番多い
言葉ってどのように覚えていくのでしょうか
1つ必ずお伝えしているのは「その場に合わせた言葉を伝えていく」こと
例えば、ご飯を用意する時に(だいたいこの位しか食べないから、この位でいっか)とよそって目の前にドンと置く、んではなくて「ご飯どの位食べる?」「ちょっと?」ちょっとよそって見せる、「いーっぱい?」いっぱいよそって見せる。そうすると(ちょっとといーっぱいってこういうことか)と分かる。
聞いた時に頷いたり、にっこりするかもしれない。言葉がなくても何か反応が返ってくれば、コミュニケーションになる。
「りんご食べる?パパも食べるかな?パパにりんご持って行って」って頼む。「パパりんご美味しいって言ってた?」って聞いてみる。パパとりんごと美味しいと、いくつかの単語がその場面にある。
そんな話を相談に来たママに話すと「最近無言でやってたことが多いー(笑)!」と気づかれる。
忙しかったり、頭の中で考え事をしていたりすると、言葉がなくなる。
食事をしながら別のことを考えたりしていること、、、あるある。
でもやっぱり「今ここ」を共有するための言葉から覚えていくのが子どもの育ち
具体的場面と言葉を合わせて覚え、その後イメージを持つための言葉、抽象的な理解に繋がる言葉を使うようになる。
日常生活の「今」を楽しむ言葉を、子どもと共に大切にしたい
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