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赤と青のガウン(本読みの記録)

今日はエッセイ本。
これ、残念ながら読了しておりません、半分ほど。なぜなら、渡米前に読み終わらず、母に「置いてってくれたら嬉しいな」って言われたために実家に置いてきてしまったからです。歳とると、本屋で新しい本を買うのも億劫になったりしますしね。
続きは帰国後読むとして、半分読んだ感想をこちらに記録しようと思います。

赤と青のガウン
彬子女王 著

Twitterなどでも話題になっていて気になって手に取りました。
皇族であられる彬子女王の留学や研究をメインとしたエッセイで、別世界の教養と上品さ、大人の女性研究者として抑制がきいてとても好感の持てる文章です。

留学先で日本人に囲まれるのは勿体無いとも言いますが、英語で研究をする院生ともなると日本語のオアシスに癒されることは大事なのです、みたいな、他を下げずにきちんと自分の主張を述べられる技術、本当見習いたい。たくさんの苦労もされているはずなのに、語りたいのはそこではないんです、お伝えしたいのはこちらの面白い話で…となんだかとても気遣われていて。これは読み手が確実に見えていらっしゃるタイプの文章…。(ちょっとこのnoteのあり方も考えちゃいます)

結構なハプニングと珍道中もあるんですけど文句や愚痴はもちろん、大袈裟だったり派手な言い回しもなく、読み手として引っかかるところなく、それでいて読み応えもあって、「日本のプリンセスだから…?」と小首をかしげる様子がとても微笑ましい。上品さってこれか?!ってなります。

読み終えてないのが悔やまれますが!続きを読む日を楽しみにしたいと思います。

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