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【「甘えられない」人のための思考法】


「甘えるの苦手なんです」
「甘えたいけど、甘えられないんです」
といったご相談をいただく中で
みなさんのお話を聞いていると
次のようなみなさんの状態があるな
と感じるんです。


1ポジティブ自立
 大丈夫だって!なんとかなる 
 何が悲しいの? こうすればいいんだよ
 
2ポジティブ依存
 わかんない できなーい ひどい イジワル 
 
3ネガティブ自立
 これじゃダメだ これもダメ 最悪 
 もっと良くしないと
 
4ネガティブ依存
 もうダメ 希望がない 立ち直れない 
 私には価値がない


甘えるのが下手な人はネガティブに依存する
甘えるのが上手な人はポジティブに依存する
甘えるのをつい忘れてしまう人はポジティブに自立する
甘えてはいけないと思っている人はネガティブに自立する


「甘える」ということは、
人に何かしらのカタチで
依存するということになります。


依存というのは
基本的に3つに分類することができます。


◯具体的にして欲しいことを要求する(do)
・知らないことを教えて欲しい
・買い物の時は荷物を持ってほしい
・マメに連絡して欲しい
・デートの時は手を繋いで欲しい
・もっと時間を作ってほしい
といったこと


◯直接欲しいものをおねだりする(have)
・焼肉が食べたい
・温泉に行きたい
・海外旅行に行きたい
・ブランド物が沢山欲しい
・車が欲しい
・家が欲しい
といったこと


◯一緒にいることで心地のいい状態になる(be)
・楽しい
・ドキドキする
・ワクワクする
・安心する
・リラックスする
・自分らしくいられる
といったこと


自立した女性が
doとhaveを男性から受け取れていないと、
男性に上手く甘えられていないと
感じるかもしれません。


経済的に自立した女性の
離婚率が高い原因として
こういったことが挙げられます。

しかし
自立した女性にとって一番大切なことは
実はbeのレベルで甘えられていることなんです。
だから、
beのレベルで甘えられているのであれば
問題はありません。


逆にいうと、
いくらdoとhaveのレベルで男性に満たしてもらっていても
肝心のbeのレベルで甘えられていなければ
関係は深まっていかないのではないでしょうか


私でいうと
基本的に話を聞くことが好きなので
いろんな話をしてくれる(do)男性が好きです。
デート代はできたら出してほしいけど、
高いお店じゃなくても全然いいんです。
一番大切なのは
一緒にいて安心できること(be)。
一緒にいてくっついてる時の
あのホッとする時間。


こういう感じで
自分がどうしてもらうことで
「男性にうまく甘えられているな」
と感じられるかを
自分でイメージしておくことが大切です。


そして
男性から受け取りたい
do・have・beについてリストアップして
自分の理想を明確にしておくことが大切です。


そうしたらそのリストを見返してみて、
今の自分の在り方を見つめ直してみてください。
自分には何が不足していて、
何を自分で補うのが苦手なのか
それらを自覚しておくことが、
うまく甘える秘訣なのではないでしょうか。


私は手を繋いだり、
腕を組んで一緒に歩いてくれるだけでも
上手く甘えられてるなって感じます。


そして考える時に大切なことは
意識を自分の中心に向けておくこと
外側に人の基準に合わせないことです。


人を基準にしてどんな生き方が幸せなのか
自分自身が見えずに迷子になってしまっている
そんな女性がとても多いと感じています。


以前の男性社会中心の時代の
玉の輿のような価値観に対する憧れ
(男性から受けとる幸福)


女性の経済的な自立が加速した中での
社会的な成功や自己表現に対する憧れ
(社会に与える幸福)


精神的な豊かさの重要性に気づき始めた上での
真実の愛に対する憧れ
(深い繋がりを感じる幸福)


大きくわけると
女性はこの3つの幸福の価値観の中で
どんなバランスを保つのが
自分のホントの幸せなのかを
模索しているのではないでしょうか。


こういったことから、
甘える上で大切なことは
人と比べないこと
世間一般の情報に惑わされないこと
自分に合った
自立と依存のバランス感覚を養うこと
状況によって
自立と依存を使い分けられること


ぜひこの機会にみなさんは
男性から受け取りたい
do・have・beについて
リストアップしてみてください。


特にbeの部分を大切にしてくださいね♡
パートナーシップではとても大切なことなのに
見落とされがちですから。

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