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【「自愛沼」から抜け出せない人の3つの特徴】



自己嫌悪でとても辛い思いをしているクライアントさんがいました。
その方は、スピリチュアルやヒーリング、ライトワーク、心理学、脳科学などの情報や学びで自分自身を変えようとしていました。
そして、セッションやセミナー代を払い、自己改善に取り組んできたのですが
なんとかその情報に触れ続けている間は自分自身を保てる状態にまでなったんです。
そして今でもセミナーなどに参加しています。
その改善に費やした期間は3年間
自己投資した金額は400万円
今現在使っている金額は3ヶ月で30万円

もちろん金額の問題ではないのですが、お金はエネルギーであるということを前提にすると、この状況はとても健前とは言えません。
どうしてこんな状況に陥るのでしょう?

こういう状況に陥る人には3つの特徴があります。

1. 『解る』と『できる』の違いが解っていない
知っていることはたくさん増えていくのに、できることは増えていってないということに気づかないパターンです。
先ほどの改善のテーマが自己嫌悪の方を例にしてみます。
《ステージ1》
なぜ自己嫌悪の状態に陥ってしまうのかがわからない。
《ステージ2》
自己受容や自愛ということが大切であることに気づく。
そしてなぜ自己嫌悪の状態に陥ってしまうのかが解る。
《ステージ3》
自己受容できている状態と自己嫌悪の状態を行ったりきたりする。
自己受容できている状態を保つためにセミナーに参加したり、援助者を利用する。
《ステージ4》
自己受容できている状態を保つための情報に対して自立した関わり方ができるようになる。
そして自己受容の状態を長く保てるようになる。
《ステージ5》
自己受容から、自己肯定、自己実現にテーマが移行する。
肯定的な未来を創る事に意識が向き、行動し始める
《ステージ6》
今までとは違う感じ方、受け取り方ができるようになり、今までとは違う現実を実現できるようになる

お金を使い込んでしまう人は《ステージ3》の状態が長い人
そしてこの変化の過程に無自覚な人です。

2. 内面の変化がもたらすポジティブな現実の変化がハッキリとしていない
自己嫌悪の状態が自己受容の状態に変化したら、あなたの過ごす毎日に具体的にはどんな影響があると思いますか?

これはセッションの中でもよく質問することなんですが、
クライアントさんによって質問の答えに偏りがあるんです

パターン①
感情の変化ばかりを言葉にする。
・楽になる
・明るい気持ちになる
・安心出来る
・自由になる

パターン②
できごとや状況と感情の変化を言葉にする
・○○と言われても、気にしないようになる
・苦手な上司を前にしてもリラックスしていられる。
・難しいと感じていたことが、大した問題じゃないように感じるようになる。

パターン③
起きるできごとの変化を言葉にする。
・理想的な恋人と出会う
・起業して成功する。
・年収7桁稼げるようになる

パターン④
起きるできごとと感情の変化を言葉にする
・理想的な恋人と出会って、安心した時間を過ごす
・起業して成功して、自信に満ち溢れている
・年収7桁稼げるようになって、自由な時間を楽しむ

どんどんお金をつぎ込む人はパターン①の人です。

3. メンターから自立ができない
とても難しい問題ですが、ご自身の状態の改善を少しでも感じたら、援助してくれたメンターに対してすごく感謝の気持ちが湧きます。
そしてセミナーなどの場合、そこにはコミュニティーができあがります。
もちろんそこにいる間は心地いいし、とても充実しているように感じられるのですが、そういった理由でメンターやコミュニティーと関わっていると、自分で自分の状態に責任を持てなくなったり、自立することにおいてはマイナスの結果になってしまうことが多々あります。

ひどい場合は、このメンターとコミュニティーを変えてずっとお金を落とし続けることもあります。
さらに、メンターによってはお金を落とし続けることになりかねないのです。
メンターが有名な人や、権威的な人であればあるほど注意が必要です。

スピリチュアルや心理学、脳科学で人が変容していく環境はホントに素敵な空間だと思います。
もし自立した後もそういう環境に触れたいのであれば、自分がその環境を創っていけばいいんです。

お伝えしたいことは、
恋愛、美容、仕事、お金、人間関係においても現実の変化を起こしませんか

援助者がいなくても、自分で変化を生みだせる人になりませんか。

プロとしてではなくても、自分の周りの大切な人たちに対して援助者であるという在り方を目指しませんか。

今までとは違う現実をぜひ創り出してくださいね。

最後までブログを読んでくださり、ありがとうございます。

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