日記、のようなもの #128 美しいもの
今日は地元美術館で開催されているアルフォンス・ミュシャ展に行ってきました。
ミュシャは昔から好きで何度か展覧会に行きましたが、地元美術館に来るのならば!と朝イチで美術館へ。
朝イチにしておいて良かった。帰るときにはもう駐車場は並んでましたからね。
今回のミュシャ展は全360点。さすがにスラヴ叙事詩はなかったです。あれはずいぶん大きいからしかたがない。前に東京で公開されたときに見に行きましたが、写真撮っていいと言われても私のスマホ程度じゃとても全景は収められませんでした。人が多くて、全景が入るほどには下がれないというのもありますが、そもそも大きすぎてなかなか一枚の写真にはおさめきれない。
今回はそこまで大きいのは来ていませんが、代わりに小さなものや装飾資料集というミュシャ自身が製作したデザイン集が集められた区画などあって楽しかった!
ミュシャがデザインしたクッキー缶を集めたところも良かったな。あんなのあったら買ってしまう。
あとは展示されているコレクションのうち、OGATAコレクション所蔵者によるギャラリートークがあったのも良かったですね。私は全部は聞いていませんが、ミュシャに魅せられた方が語るミュシャは、絵を見ているだけではわからないことがたくさんありました。
そんなふうに、これまでに見たことのある作品、初めての作品などいろいろありましたが、今回一番の目玉は会場内の全作品撮影可能ということでしょう。
途中でスマホが熱くなりすぎてさすがに全部は無理でしたが、たくさん撮っちゃった。
もちろん、スマホなので綺麗に取れていませんが、自分がいつも持ち歩いているスマホにミュシャの絵があるのはいいですね。いつでも見れるって素敵。
ショップでは今回の展覧会の作品集を買いました。そして私が一番好きな、ビザンティン風頭部:ブロンド、ブルネットの2枚を一緒に。
アールヌーヴォーのアンニュイな女性も、スラヴの民族衣装を着た強い目で何かを見据えている女性もどちらも綺麗。
観ている間じゅう、美しい、と何度呟いたことか。
期間中にもしうまいことタイミングが合えば、もう一度見に行きたいと思っています。