『追憶の烏』(八咫烏シリーズ)感想
『追憶の烏』阿部智里 文藝春秋社 2022/10/7読了
八咫烏シリーズ第2部第2巻。第1部最後の『弥栄の烏』と前作の『楽園の烏』との間を埋めるお話です。
以下、ネタバレを含みます。
なんというか、こう……本当に容赦ないな作者の阿部千里さん。
『楽園の烏』のときに憶えた違和感が悪い方悪い方に当たっていって最後の最後では呆然としておりました。
このお話を読み終えて、改めて『楽園の烏』のことを思い起こしてみるに「嘘はついてませんよ。言ってないことはあるけれど」ということですね