黄金の90分を意識するだけで睡眠の質が上がる
今回、スタンフォード大学医学部の教授である「西野精治」さんから
「スタンフォード式 最高の睡眠」という本が出ているので読んでみたので、
わかりやすくダイジェストに綴っていきたいと思います。
結論から言うと、この本に書かれているのは
「寝始めの最初の90分」が大事だと、書かれています。
では、なぜ最初の90分が大事なのか?
人間の最初の「90分」が深い眠りとなっていて、この深い眠りが、脳や身体を回復してくれると言うのです。これがスタンフォード大学で何十年も研究して出た結果だそうです。
それではどうすれば90分に深い眠りを得ることができるのか?
それは、「寝る90分前にお風呂に入る」ということです。
え!?それだけでいいの!?と思うかもしれないのですが、
なるほどな、となる根拠も書いてありましたので、綴っていきます。
なぜ、眠る90分前にお風呂に入るのが良いのか。
人間は、「皮膚温度」「深部体温」の二つの体温があります。
「皮膚温度」はその名の通り、皮膚の温度になります。
「深部温度」は筋肉や臓器などの身体の内部の温度になります。
**そして、深い眠りにつけるのは、深部体温が下がった時。になります。 **
そのためには、お風呂に入るのが有効とこの本には書かれています。
でも、深部温度が下げるんだったらお風呂は逆に体温が上がるんじゃない?
と思いますが、それで良いのです。
お風呂に入ると、体温が上がりますが、
人間の性質として、「ホメオスタシス」という性質があります。
これは、大きな変化があると元に戻ろうとする性質です。
この「ホメオスタシス」で深部体温を下げようとする。
つまり「湯冷めを利用するのだ」ということなんですね。
お風呂で体温を上昇させた後、
「ホメオスタシス」によって体温が下がるのに大体90分かかると言われています。
そのため、90分前にお風呂に入るのが良いと言われているんですね。
ちなみになんですが、深部体温というのは「身体の末端」から逃げていきます。
つまり、手や足から体温が逃げていきます。眠くなる時も手や足があったかくなりますよね?
そのため、熱の逃げ場がなくなるので、靴下を履かずに寝るのが良いそうです。
シャワー派の人でも、30分前か60分前に入ると深部体温が下がるタイミング
だそうです。
お風呂に入ることで深部体温が下がる【黄金の90分】が最高の睡眠なのだそうです。
でも、【黄金の90分】はわかったけど、
人間はどのくらいの時間寝るのが良いの?ということも書いてあります。
それは7時間が一番ベスト、短くても6時間は寝るべきだそうです。
ショートスリーパーの人は、遺伝上存在するらしいので、
ショートスリーパーは短くても問題ないそうです。
そして最後に「同じ時間に寝る」ことも大事なのだそう。
毎日同じ時間に寝ることを習慣づけることは睡眠の質を上げるのに
とても効果があるそうです。
今日は20時。昨日は24時。と寝る時間が不規則だと
睡眠の質が悪くなってしまうそうです。
この本の大事なところとしては
・90分前にお風呂に入る
・最低6時間寝る
・同じ時間に寝る
と言ったところでしょうか。
僕自身読みましたがあまり実践できていないし
睡眠の質も良くできていません。
黄金の90分を意識したいと思います。
ではまた。
参考文献:
西野精治 スタンフォード式 最高の睡眠
最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでもたくさんの方に読んでもらいたいのでシェアしていただけると嬉しいです。
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