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<我思う故に我あり>の手段を考えていると<我書く故に我あり>が採用されます。「書く」とい…
「ちょうどこの日は〇〇記念日でして~」 「政府から賞をもらったサービスなんですけど~」 「…
つり革越しに見えるのは、転職と英会話と脱毛と育毛の広告だけで、あまりに貧しい風景なので、せめて僕が新刊本を広げて装丁をさらすことで、車内が少しでも彩られますように。
のび太くんたちがそうであるように、子どもたちが<家族の物語>を少しずつ卒業して、<友情と…
「みてみてー!買ったズボンだよー!」 はしゃいでポーズ取りまくる3歳次男。 お兄ちゃんの…
彼が決意した、その事実だけで胸がいっぱいになります。 誰かの説明もいらないし、僕も思い出を語ろうとか思いません。 まったく関係のない僕の人生にも、彼がいた場面が確かにあって。 夢みたいなもの、を追いかけたり逃げたりしてきた、ちっぽけで曖昧な日々の先にも、たぶん彼は、ずっといてくれて。 敬意を持って、謝辞をささやけば、 あとはひとり、静かに想いを馳せる、そんな夜。