『すずめの戸締まり』感想
今月27日に放映終了とのことで、今更ながら映画館で観てきました、新海誠の『すずめの戸締まり』。
ネタバレなしの感想をかるーく書きます。
いやあ、ぼくは何より主人公のすずめと叔母のたまきさんの関係性にぐっときてしまいました。
特にすずめの実家に向かってる途中ですずめとたまきさんが口論になるシーン。
どれだけ愛があったとしても、当然迷惑に感じてしまうことはあるわけで、その本音は出したくないけど出さないと溜まっていってしまう。
叔母と姪という微妙な距離感だからこそ感じてしまうその心情が思いっきり出てしまう場面に、人間関係の奥ゆかしさみたいなものを感じました。
またそのような人間関係を、ダイジンという謎のキャラクターによって表すという手法はとてもおもしろかったです。
親の気持ちは自分が親になってはじめてわかるというやつですね。
このたまきの心情は、RADWIMPSの『TAMAKI』という曲であらわされています。
この作品でインスパイアされた曲らしいです。
歌詞も曲もめっちゃいいですね...
5/27まで上映されてるので、まだ観てないという人はぜひ!
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