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ボリショイサーカス

東京公演を観に行ってきました。サーカスは何年ぶりかわからないくらい久しぶりでした。

子どもの頃に見えていたよりも視野が広くなっていて、知っていることも増えているせいなのか、子どもの頃に比べ素直に感動できませんでしたが、空中ブランコやトランポリン、アクロバティックな乗馬やイリュージョンマジックなど、驚く場面は多く楽しめました。ロシアと日本の旗を連ねてかざしながら馬を駆るシーンは、いろいろありますが素敵なことだと思いました。

一つ一つの芸は素晴らしいのですが、少し冗長に感じました。自分が動画や音声を倍速で見る生活をしてしまっているからでしょうか。音響や照明にメリハリをつけるなど、改善策があるように思いました。

撮影がNGなのは今の時代のエンターテイメントの楽しみ方としては大きな制限となるのでもったいないと思います。少しでもSNSに投稿できるような場面を設ければ、もっとサーカスの魅力が伝わると思います。サイトにも動画がないのは魅力の伝達という観点でロスしているので、サイトも含めた体験の再設計をすると良さそうです。

ボリショイサーカスはロシアのサーカスで、世界三大サーカスとされていますが、ロシアにはたくさんサーカス団がいて、日本など海外で講演するときは、自らサーカス団の名ではなく「ボリショイ」と名乗るようにしているそうです。意味としては「ロシア大サーカス」みたいなこと。初公演は1958年だったようです。いちどロシアで本場のものを観てみたいものです。

動物たちを調教しサーカス芸をするというのは大変なことだと思います。その努力と文化維持に敬意を表しつつも、動物たちに少しの哀愁を感じざるを得ないというのも正直な感想ではあります。水族館のイルカやアシカも同じことなので言っているとキリがないですね。

画像引用元(ボリショイサーカス公式サイト)

https://www.bolshoi.jp/index.html



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