10億円の増資について開示しました

本記事は開示された下記資料に則って補足説明をしていきます。
適時開示:第三者割当による新株式発行について

概要

本日、ツクルバは10億円の増資について開示いたしました。
引受先は佐護勝紀氏とワングロープキャピタル。両者共に弊社のポテンシャルに対して魅力を感じていただき、ツクルバの発展を支援する目的で長期目線のパートナーとして株式を保有いただく合意をしました。
調達資金はカウカモプラットフォームのGMV最大化を目的に投資していきます。
今回の希薄化を大きく上回る企業価値の向上を実現し、既存株主の皆様にも好影響を実現したいと考えております。

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二者の補足説明

佐護勝紀氏は、ゴールドマンサックス証券の取締役副社長・副会長、ゆうちょ銀行の代表執行役副社長、ソフトバンクグループの取締役副社長を務め上げた方で、金融業界では広く名の知られた方です。

株式会社ワングローブキャピタルは、医療テクノロジーベンチャーであるメドレーの創業社長の瀧口浩平氏の投資会社です。瀧口氏は高校時代から起業家として事業を行っており、起業家として名の知られた方です。
https://oneglobe.capital/

カウカモ事業の市場ポテンシャル

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カウカモがターゲットとしている中古住宅流通市場は急速に成長しています。5年間で東京、神奈川、埼玉、千葉の中古住宅の流通市場は1.37 倍、中古マンション市場は1.42倍となり、2016 年以降は一貫して中古マンションの取引件数が新築を上回っております。

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日本は欧米諸国に比べ、中古住宅の流通シェアはまだまだ低く、成長余地が大きくあります。また、SDGs などの環境志向の高まりや、政府目標を受け、今後も中古住宅の流通市場は拡大していくものと考えます。

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2025 年には、市場にあるマンションの半数が築 25 年以上となりますので、必然的にリノベーション住宅という選択肢がより当たり前になっていきます。

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拡大基調の中古住宅流通市場において、カウカモはユーザー基盤も含めて、まだまだ拡大余地があります。
東京都区部のターゲット総人口を考えても、5倍以上の拡大余地があり、東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏のターゲット層を考えると、16倍以上の拡大余地があります。

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さらに、蓄積したデータ、デザインノウハウ、オペレーションモデル、およびブランドによって収益機会を拡大することが可能であると考えています。

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メッセージ

このような方々がツクルバの未来を信じて大きなお金を託してくださったことに感謝すると共に、現在も様々な投資家がツクルバに対して期待をしてくれていると認識をしております。
まずはカウカモ事業による不動産・住宅産業の変革、その先にさらにまた事業を展開していくこと、それによってツクルバという存在が事業を通じて社会をより良くしていくこと。
私は、そんな未来を実現するためにツクルバという会社があると思っていますし、ツクルバにはその力があると信じているからここにいます。

上場後、パンデミックにあっても、変化を恐れず様々な改革を進めてきました。今も来期(8月から)に向けて色々な新しい試みを行っています。
自分たちの信じる世界が実現した姿をイメージしながら、大きな目標を見据えて、今自分たちにできる改善を日々地道に積み上げていきたいと思います。

期待を投資に、投資を成長に、成長を結果に、結果をまた期待に繋げて、未来を現実のものにしていく。
こんなメッセージを社内のメンバーに宛てました。
“未来をつくる”のを他の誰かに任せるのでなく、自分たちが当事者であろう。

仲間を絶賛採用中です。

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