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【読書メモ】地平線を追いかけて満員電車を降りてみた 自分と向き合う物語


地平線を追いかけて満員電車を降りてみた 自分と向き合う物語

目的

自分と向き合うのは大切と思いながらも深掘りができておらず、中途半端な現状。原因は自分の過去や行動の原体験を、改めて深く知るのに恥ずかしい思いがあるからだと思う。

このように言い訳する自分に対して後押しをしたい。
(自分自身と向き合うのを避けている言い訳ですね😌)


内容

悩みを抱える登場人物が、劇場の支配人と出会う。悩みを持つ人は、支配人との対話を通じて心の声に気がついていく。

人生の目的や価値観など、自分がしたいことを深掘り。いわゆる目的。目的が明確になることで行動に意味ができる。


感想

読んで良かった。なぜなら自分と向き合う覚悟ができたから。自分と向き合うときに大切なのが、自分の価値観を明確にすること。このプロセスでは「子どもの心」をしっかり聴く。いつしか私たちは、人の評価や、世間の目などの他者を気にするようになっていた。これが「大人の心」。

まず『大人の心』とは「論理」「頭脳」「計算」とも呼べるものです。つねに合理的な判断をくだす、利己的な存在です。これは損か得か?利益か不利益か?安全か危険か?つねに比較し、数値化・言語化して、何かを達成するための「道具」です。『子どもの心』を具現化するために必要なツールであり、社会という組織、システムにおいて、重要な役割を果たしています。

一方、『子どもの心』は、ほかの言葉にすると「ハート」「感情」「意識」「直感」ともいえます。それは「上下」「高低」といった、あらゆる境界線が存在しない、とても情緒的であいまいな、カオスのようなものです。「好き」「嫌い」「楽しい」「悲しい」といった、感情に根ざした存在ですが、明確な形…つまり「言葉」には簡単に落とし込めません。


子どもの心に従って、素直に行動をすることで、苦しいこともあるだろう。でもそれは自分が選んだ道。選ぶこと、自分が自分に正直であること、これを「自由」という。「自由」についても考えさせられる1冊。


また、行動についても新たな気づきがあった。今の私と同じように、しない言い訳に逃げ、行動ができていないことは多い。周りを見てもそうだ。“仕事を辞めたら食べていけない”にフォーカスすると、実際に食べていくにはどのくらいの収入が必要か、行動を起こした人はいない。それぐらい具体的に行動してみることで、不安が解消されていくのである。

まずは行動!!




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