医療従事者は100%じゃないよ。あなたの生活の質を作ることのお手伝い役なんだよ。
急性期病院の事務系で長年勤めていたら、内部事情を病院側の人間としても見えるし、患者側の気持ちもわかる狭間の立場で【病院】という役割を考えることがあるの。一般の方々が持っている医師や看護師に期待していることとのギャップがあることも知ったの。そんな気持ちをいつか自分自身が実感する時のために残しておこうと思う。
病院に勤めている人すべてが専門職に見える
そりゃそうだよ。だって全員国家資格取得者なんだもん。めちゃ勉強してきた人達の集団だよ。国家資格は【独占業務】を持っているってこと。
つまり。。。
その資格を持っている人しか【その仕事をすることはできない】強みを持っているということ。それは法律で決められていて国から業務を委託されていることになると思う。
でもね。人間なの。それに経験や知識は人によって違うのは当たり前。
だから、期待したとおりの結果になるとは限らないこともあるの。そういった場合の結果に納得できますか? できないこと多いですよね。だから丁寧な説明とコミュニケーションで、1人1人の個別性を鑑みて対応をすることが大切とされている。
なんか「そんなの当たり前やん」ってなるよね。
伝えたことの〇〇%しか伝わらない
コミュニケーションの方程式となる定義によると、自分の考えを伝える時点で80%ぐらいに精度が落ちるらしい。
次に、その伝えた相手が理解できるのは話した内容の50%程度
そしてしっかり理解できるころには20%に落ちていて
最終的に約8%程度しか伝わらないという計算になるんだって(驚)
参考情報元: https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/8805/
お互い伝える力と理解する力
そのシチュエーションでも変わるだろう
あなたも治療や看護の効果に関わるチームの一員
今、課題になっていることを解決するための方法や生活の注意点を説明してもらっていても同じイメージで理解することは難しいということだけは分かった
もし、自分で自分のことを理解することができれば説明してくれている内容をその時に100%わからなくても納得しやすくなってくると思う
家族や周りの人の協力があれば、一緒に考えてくれるだろうし教えてもくれると思う
なんだか、今書いてることも伝わっているか怪しくなってきたぞ(苦笑)
要は、治療方針や経過の説明をしてくれるけど医師を始めとした医療従事者が考えていることの10%も理解できないんだから。自分も相手に求めていることが100%伝わっていないかもしれない。と思っておいた方がいいかもってことなの
自分からも病気や今課題になっていることを知ろう。とした方が早く目標に到達しやすくなるかも(そうなればいいなぁという思いを込めて)
早く治療して良くなった方がお金の心配もしなくていいしね
動機づけが一番と言っていいほど大切
動機づけ=モチベーションと一般的に定義されている
意欲の源で、行動する原動力なんだって
ざっくり言うと
目標に向かう気持ちの継続と達成する喜びを維持すること
そうは言っても気持ちをキープするのは難しい。人だもの。身体の状態にもよるけど、常に感情を平穏に保つことは誰にでもできる事ではないよ
だから医療従事者や周りの方は、動機づけに一生懸命になるのだ
覚えておこう
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